課外授業のデイウォーカー
第一ラウンド・ダブル鎌&ダブル近接格闘術
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としてその勝負乗った。ヘラクレス』
構えるルガールとヘラクレス、こういう肉弾戦は大の得意だもんな。ヘラクレスは。吸血鬼の兵士達にどよめきが生まれるが、狼男と吸血鬼は天敵だったはず。認識してるようで、奴らも相当驚いてたようだ。
「狼男だと!?」
「くっ!?悪魔に転生した狼男が居たと言うのか!」
「それにCB側英雄チームのヘラクレスが相手とは聞いてないぞ!」
天敵同士でも狼男と人間が相手、モニカ側の吸血鬼達がルガールを余り良い目で見てなかったのもそれの所為。あとは戦い方を熟知してそうだし、ヘラクレスも負けてられないだろう。
「ヘラクレス、ルガールは吸血鬼相手とは手慣れてる様子。手加減すんなよ?」
「分かってるさ、それに勝負事は俺も好きだしな。行くぜ行くぜ行くぜ!」
『同じく行かせてもらう!相手が誰であろうと、一真様の指示には従うように言われたのでな』
ルガールとヘラクレスは高速で飛び出して行き、拳や蹴りを放つと爆破が起きるヘラクレスと紙屑のように引き裂いて狼男は獣人の中でも上位と聞く。ルガールも戦い慣れてる様子だし、アイツら惑星魔に居る魔族兵士達もヒトの言語分かってたしな。たまに惑星魔へ行き、英雄チームの鍛錬としてやらせてる。
「おのれっ!」
「狼男もだがアイツも剣や槍での攻撃が効かない!」
吸血鬼らの言う通りで、攻撃受けても無傷のまま逆に攻撃を受けて死ぬ。ルガールは『戦車』の特性を使った戦い方、ヘラクレスは単なる身体的技能と神器のみでやってるようだ。二人共、素でも頑丈そうだし剣や槍を折らして使用不能にさせてる。
《一真の旦那達は知っていますが、ルガールの兄ちゃんがただの狼男じゃありませんぜ》
「その通りだけどまだまだ修行不足ね、でもまあこちらは終わったから観戦しましょうか」
もう終わったのかテクニックによるダンスは。ヘラクレスは触れた相手を爆発させるが、ルガールの両腕に紋様が浮かび上がり魔法術式を手元に発動。拳が炎となり豪快な殴り方をし、吸血鬼達の全身が燃え上がる程の炎のパンチ。ヘラクレスが爆散ならルガールは溶鉱炉以上の熱量を浴びせる、これがソーナの言ってたルガールの魔法か。
《高名な魔女と、灰色の毛並で有名な狼男一族の間に生まれたハイブリッドチートウルフガイですぜ。まあ旦那は知っていたそうですが》
「当たり前、シトリー眷属の能力を知っておくのも総司令官兼『王』の仕事だ。攻守共に身体能力が優れた狼男は、そんじょそこらには居ないレア物。まあウチのヘラクレスだって負けてないけどな」
そう言うとヘラクレスが量子変換して出現させたのは、脚に装備出来る奴で当たると棘棘が出てからの刺殺。あとはクロックアップで速度を上げてからのパンチ、蹴り技を多く繰り出す。
「
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