0039話『北方水姫の打倒』
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員を装備してもらいたいと思います」
「やっぱりね…」
「うん。それなら心強い」
霞とヴェールヌイは言われることが予想ついていたらしく反論はないらしい。
確かに私もカットインを発動するには専用の装備をさせようと考える。
そこで那智が手を上げて、
「では、私は電探の代わりに探照灯を装備しよう。千歳に千代田もいるのだから索敵は足りていると思うからな」
「いいのですか…?」
「ああ。第二艦隊で唯一四つスロットを持っているのは私だけだからな。
もしくは私を外してビスマルクにして夜戦の火力をアップさせるのも一つの手だが…」
「いや、今回は那智のままでいかせてもらうよ。那智も勝ちたいだろう?」
私の発言に那智はニヤリと笑い、
「ああ、そうだな。だろう? みんな?」
那智はそう言ってまだ発言していない他のみんなの顔を見渡した。
それでまず木曾が声を上げる。
「そうだな。提督、お前に最高の勝利を与えてやる」
「この北上様に任せておいてよ」
「阿武隈も一生懸命頑張りますね!」
木曾に北上と阿武隈も続く。こういう時はやっぱり仲がいいよな。
さらに、
「はい。このまま引き下がるわけには参りません。折角の舞台なのですから派手に勝ちましょう!」
「ああ。ここで引き下がったら弩級戦艦の名が廃るからな」
大和と武蔵が気合を込めてそう言葉を発した。
「イエス! このアイオワに期待していてね、アドミラル」
「千歳お姉、頑張ろう!」
「はい。この千歳、提督に勝利をプレゼントします」
残りの三人も意気揚々だ。
「霞、ヴェールヌイ…私達も頑張るとしようか」
「ああ。必ず勝とう」
「分かってるってば! 勝てばいいのよ!」
それで編成は変えず、されど装備は多少変更して私達は再度北方水姫へと挑むことにしたのだった。
それから何度か北方水姫を後少しという所でとどめを刺せない事が続いたが、
「今度こそ…! 今度こそ倒すんだ!!」
「「「了解!」」」
私の掛け声で今度こそはという気持ちで北方水姫へと挑んでいく私達。
道中でアイオワが中破してしまっていたが「まだいけるわ!」と言っているので戦いに挑んでいった。
そして始まる戦い。
基地航空隊の攻撃が次々と敵艦隊へと命中していく。
するとなんと戦艦棲姫一体に攻撃が集中し始めて基地航空隊の攻撃が終わった時には戦艦棲姫一体が沈んでいた。
さらに支援艦隊で攻撃して敵前衛艦隊もさすがの駆逐古姫は残っているものの三体沈めていた。
「この好機! 逃すわけにはいかない! やるぞ!!」
「「「はい」」」
そして始まる艦隊戦。
北方水姫残ったもう一体の戦艦棲姫の攻撃で千歳と千代田の二人が中、大
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