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ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜《修正版》
SAO編ーアインクラッドー
13.世界の終焉
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書きされる。
システム外スキルのスキルキャンセル。
一気に膝に溜め込まれた力を盾にゼロ距離で打ち込む。
───手刀縦剣技《上波烈》
下から切り上げられた攻撃はやはり十字の盾とぶつかり合う。
「クッ───ッ!」
意識を左から右へと移す。技後硬直が起きれば、必ずその隙を狙われてしまう。
茅場が長剣を振り下ろそうとする寸前、右手のソードスキルが起動する。そのまま片手剣を斜めに振り下ろす。
───片手剣単発技《スラント》
金属がぶつかり合う衝撃音とともにシュウは技後硬直が起きる前に大きく飛び退いた。
単発技故に技後硬直は少ない。
単純なソードスキルでは、茅場に読まれる。しかし、先ほどのように単発同士の繋ぎでは、簡単に読まれてしまう。
だが、既存のソードスキルの連続攻撃は読まれる。ならば、既存のソードスキルを書き換えるしかない。スキルをキャンセルし、さらに新たなスキルを繋ぎ合わせる。
システムには存在しない新たなソードスキルならば、いくら茅場と言えども反応はできない。
シュウは一呼吸おくと再び地を蹴って茅場へと突進する。その途中で《クイックチェンジ》によって武器を手刀から槍へ持ち変え、それとともに槍は白銀の閃光を放つ。
───槍三連突進技《トリシューラ》
一撃目の突進が相手との距離を詰める。そして二撃目が茅場の身体を貫く瞬間に盾がそれを拒む。それはわかっている。
それと同時に片手剣へと意識を移す。左手の槍を手から離すとスキルがキャンセルされる。右の片手剣を茅場めがけて振り下ろす。
───片手剣三連撃《サベージ・フルクラム》
これさえも茅場にはどこに飛んでくるか把握している。
剣の飛ぶ方向も予測される。三連撃が打ち込まれたのちにシュウの身体を技後硬直が襲いくる。その前に、いや、片手剣スキル発動中に開いていたウインドウを左手で殴りつけ、手刀を展開する。
左腕をわずかに後ろに引くと身体が軽くなるのを感じた。それと同時に一気に前に突き出した。
───手刀五連技《五連星》
一撃目を横薙ぎし、盾の縁へと当てる。すると大きく茅場の盾が横に弾かれる。
今だ!
二撃目を茅場の身体めがけて振り下ろすがやはり読まれていた。それに合わせるように長剣が振り上げられる。
手刀をめがけて打たれたものではなくシュウ本体を狙った攻撃だ。
───避けきれない。ならば……
片手剣を手放し、右の拳を固める。そして後ろへと引くと右の拳が閃光を纏う。
───体術スキル《閃打》
それで横へと弾かれた盾を殴りつける。衝撃が腕を伝わって身体を後ろへと吹き飛ばす。ほぼ同時にウインドウを展開し、再び殴りつけた。
閃光を纏っていた右の拳を指先まで伸ばすと腕まで閃光を纏い地面に着地すると同時に身体
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