空の王者、竜と会う
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「竜脚・毒浴ェ!!」
二人の海賊は一気に加速する今にも牢屋へと襲いかかろうとしてる二匹の巨大な鰐へと向かった。サンジはそのまま鰐の腹へと潜り込むと真下から渾身の力で鰐を蹴りあげる、その際の爆音と衝撃によって鰐は一瞬で白目を向きながら瓦礫を吐き出す。竜化を行ったレウスは鰐の脳点目掛けてそのまま毒が滴る爪を尖らせながら浴びせ蹴りを放つ。肉を抉りながら毒が注入され鰐は苦しむ間もなく絶命する、そのまま鰐の上へと着地する。
「間に合ったか、皆」
「待ったか?」
「「うぉぉぉぉおプリンスさぁぁああん!!!!!」」
「レウスゥゥゥゥウ!!!」
「間に合ったか……!!ビビよくやったぞぉ!」
ゾロの上げた声にサムズアップするビビ。まだ間に合ったと確信するレウスは鍵を探すかあれを吹き飛ばした方が速いかと思ってしまったが直ぐに吹き飛ばす方が速いと理解する。
「サンジ、あの檻は俺が火球で吹き飛ばす!鰐は頼む!」
「おう。レディを襲う行儀の悪い鰐は徹底的にマナーを叩きこんでやるぜ」
ジャンプしながら完全竜化を行い檻の上へと位置づける。
「レウス早く開けてくれぇ!!」
「解った!全員伏せてろ、水に被ってろ火球ぶつけんぞ!!」
全員はどうするかを察すると急いで既に水が満ち始めている床に伏せた、同じく囚われているスモーカーかレウスの変身に驚いている。本人はそんな事お構いなしに思いっきり息を吸い込んだ、そして限界まで吸い込むと内部で爆発するかのように火球を吐き出した。
「大・竜火球!!!」
爆発をそのまま火球にしたかのような凄まじい炎は牢獄の天井部分に炸裂した、爆発を伴いながら牢を焼き骨組みごと焼き尽くしデカデカと大穴を開けた。ナミ達は動けなくなったルフィを担いでその穴から牢獄を脱出する。
「やったレウス有難う!!」
「レウスマジでよくやったぁ!!」
「気にすんな!!それよりも早く外へ!!サンジィ!!」
「おう今行く!!」
レウスの背中などを叩いて次々と出口へと走っていく仲間を見送り最後に出ようとしたレウスだがスモーカーがじっと此方を睨み付けていた。あちらからしたら自分達は海賊、捕らえない訳には行かない。だがスモーカーは握っていた十手を背中へと戻すとレウスの隣を通り過ぎ様に
「今回は見逃してやる、だが次はこうはいかねえぞ」
と告げると同じように出口へと走って行った、海軍の癖に律儀な奴だと呟きながら自分も大急ぎで出口を駆け抜けて行く。クロコダイルにバレない内に急がなければ……!!
「よぉおし外に出たぞぉ!!」
「な、なんとか無事に出られたわね……」
「ほっとしてる場合じゃねえぞ!おいビビ、アルバーナはどっちだ!?」
「あっちよ!!」
無事に外に出る事に成功した一同はそのまま街の
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