第二十三話 お江戸だよ全員集合
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の!!」
「そっかそれじゃあ最後の手段・・・ユン先生!!」
「はう!!」
飛鳥乃進の背後から現れるサエグサ城の医師ユン。
「ミツキさん見つけましたよ」
「い!これは!!」
「ほほ〜ミツキ〜政事もやらずにこんなところで油売ってるとは良い度胸だねえ」
「ユン先生これには!!」
「まぁいい・・・天下の為にこいつの欲しい情報をとっとと渡せば命の保障はしてやるよ」
「う!飛鳥乃進さん・・・ずる賢い性格になったわね」
「ええ!何とでも言え!これも世の為人の為」
苦笑いしながらユンに連行されるミツキ。
一方力之介は・・・
「優しい楓ちゃ〜ん」
楓のカラクリ工房を訪ねる力之介。
その目的は・・・
「さっそくだけどさ。こいつを調べてくんない?」
力之介が持ち出したのは侍から預かった手掛かりの手形だった。
「はいはい!!」
パソコンで分析する楓。何故時代劇にパソコンと科学捜査があるのかはスルーしていただきたい。
敢えて言うなら楓が作ったのだ。
「・・・ふむふむふむ・・・この手形外交官特権の為の特別な品みたいですね」
「てことは・・・」
「間違えなく南蛮人がビンゴだな」
そう推理し腕を鳴らした。
「どうする?踏み込むか?」
「なんでですか!?面子が足りませんよ!」
「だよね〜」
そして力之介はメンバーを集めた。
茶屋
「どうも〜」
西洋のぬいぐるみを売っている蓮をよそに茶屋でお馴染みの面子を集める力之介。
「・・・おい・・・なんで毎度俺達がテメエにつき合わされなきゃいけねえんだ」
しかめっ面の用心棒・北斗。
「全くだぜ!この事女房に知られたら大変だぜ!!」
女房・ヴィータの方に尻に敷かれている若様・西紋ノ上。
「私仕事なんですけど〜これでまたお給料が〜」
からくり師・楓。
いつも通りの5馬鹿が揃った。
「だって・・・斬ったはったは俺達のキメだろう」
力之介の身勝手に呆れる4馬鹿。
「それじゃあ・・・ここまでの情報を整理しようか」
「じゃあ俺から」
北斗が先に手を上げた。
「最近銃器で百連発砲とやらが開発された。一度に百発撃てるからって・・・兵器マニアが手薬煉引いて待ってるって話だ」
その次にサイモンが・・・
「んじゃ俺な!隠密に調べさせたところ城の奴らが横流ししようとしてな・・・それに気づいた侍が殺されちまったって訳だ・・・」
最後に楓が・・・
「その南蛮人なんですけど・・・今日出航するみたいですよ」
「それ・・・はやく言え!!」
力之介にハリセンで倒される楓。
「・・・
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