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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、船長の兄を見る
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ったな27で……」
「気にすんなよ、おっさん」
「……20代はまだおっさんじゃ無いもん……」

おっさんは30代からだもんと若干いじけるレウスを他所にナミはサンジとチョッパーに服や食料などのお使いを頼む。この中でバロックワークスの社員と直接顔を合わせていないのはこの二人だけ、街にもバロックワークスの社員いるかもしれないと言う警戒からの人選だ。

「ウソップ、27っておっさんなの……?」
「うーんおっさん予備軍じゃね?」
「……マジで……?まだ、若いつもりでいたのに……おれは、おっさんなのか……?」
「え、ええっとレウスさん元気出してください!一般的にはそうかもしれませんけどレウスさんはとっても若々しいしお兄さんって言えるかも知れませんよ!?」
「……ビビ、それフォローになってるようでなって無いわよ?」

レウスはサンジとチョッパーが帰って来るまで自分がおっさんであると受け入れようと必死に戦っていた。

「わぁお素敵!私こんな感じの服好きよ!」
「で、でも派手じゃないかしら……?」
「いえいえ凄い似合ってるとナミさんにビビちゃん?」
「踊り子の衣装って……」

戻って来たサンジとチョッパーが買って来た服などを着た一同だが如何にもチョイスがあれだった。ゾロとウソップは盗賊の兄貴と子分と言ったような見た目にしか見えない、サンジとレウス、チョッパーは一般的な物でマシと言える……が女性陣の服はあからさまにサンジの趣味全開としか言えない。大きく露出しているセクシーな踊り子の衣装……これから砂漠を渡ろうとしている人間の服とは思えないだろう。

「大丈夫、姫と海賊だってバレなきゃ良いんだろ?」
「……8割方お前の趣味だろこれ」
「オフコォォオオス!!!」
「砂漠で肌出してると火傷するから上から羽織るから砂漠に行くまでだな」
「何だとぉおおお!!!?」

大興奮&超喜んでいるサンジに現実を突きつける、このまま騒がれていても面倒なだけから早めに本当の事を言っておくに限る。

「ほ、本当なのビビちゃん!?」
「ええ。肌を出していると強い日差しで火傷しちゃう物」
「なんてこった……俺の、俺の踊り子さんが……」
「今の内に目に焼き付けておいたら?」
「それだぁぁああ!!!」

っと復活して目を?にしながら二人をまじまじと見ながら二人の魅力に溺れて行くサンジ。いやもう既に手遅れだろうが。明らかにあの挙動と発言は変態の部類だ。サンジに呆れつつ後は何処かに行ってしまったルフィをどうやって見つけようかと思った時、妙に騒がしく慌しい方向を見つけた、其方へと目を向けて見れば……海軍が誰かを追っていた、それが赤いシャツに青いズボン、そして麦わら帽を被った……我らが船長であった。レウスは頭を抱えながら口を開いた。

「おーい皆
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