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ォローしてくれる。

「列車砲と装甲列車が・・・!」

「潰された・・・!」

無差別に飛んでくる岩石のいくつかが両兵器に直撃して、脱線させた上に大きく車体を潰した。ボードの上に横座りしてるベータが「お疲れ様」って装甲列車の働きを労うと、あたしがお姫様抱っこしてるデルタも「頑張ったね」って砲塔が折れて横倒しになった列車砲に手を振った。

「アアアアアアアアアアーーーーーーッ!!」

「ヴィータ!」

「おう! さっさと逝っちまいな! 」

「もう利用されないように、火葬してあげるわ・・・!」

――プロミネンスウィップ――

アリサさんが右手に持つ大剣の銃口から、炎の光線がものすごい速さで放たれた。アリサさんが大剣を小刻みに動かすと光線は蛇のように軌道を変更して、巨人の両脚から腰、胴体から両腕へと勢いよく巻き付いた。

「ツェアシュテールングス・・・ハンマァァァーーーーッ!!!」

そこにとんでもなく大きくなった“グラーフアイゼン”を振り下ろしたヴィータ副隊長。ドリル部分が巨人の頭を一撃で穿って、頭を構築してたLASが何十体と空に舞った。頭部を失った巨人がゆっくりと後ろ向きに倒れ込み始めたところで、アリサさんが炎の光線――鞭を解除。

「カートリッジロード!」

≪地平より出づりし日輪は並びて、天壌に照り渡る朝暉と成るッ!≫

ロード5回の後、銃身を挟んでる2つの直刀から炎が勢いよく噴き上がって、そして半物質化して3mくらいの長さの直刀になった。そんな直刀を囲うように4つに環状魔法陣が展開されて、さらに剣先にミッド魔法陣が1枚と展開された。

「いざ天に座して輝け! 其は太陽の化身!」

アリサさんの詠唱によって、魔法陣の前方に1mくらいの火球が発生した。

「ソーラー・オーソリティア!」

発射された火球が一直線に巨人の胸に向かって行って、着弾した瞬間に「ぐっ・・・!」大きく爆ぜてまるで太陽のようになった。巨人の全身を呑み込むほどの大きな爆炎はすぐに消えることなくその場に留まり続けた。そして完全に消えた頃には巨人は灰になって、風に吹かれて空に霧散した。

「よっしゃ。んじゃ、スバル、ティアナ、ギンガ。近くの陸士隊と合流した後、首都クラナガンに帰還だ。クイント准尉、それにノーヴェ達。一応、逮捕っつう形になるから」

「ですが洗脳され、ほぼ強制的に従わされていた件もありますし、それほど重くなることはないかと」

デバイスを元のサイズに戻したヴィータ副隊長とアリサさんが戻って来た。

「お母さん」「母さん」

「ギンガ、スバル。罪を償って必ず帰って来るから、それまでもうちょっとだけ待っ――」

お母さんが逮捕される瞬間を見ることになるって思うと泣きそうになる。そんなあ
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