第二十二話 大地の災難
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ゃったから〜今作ってる最中で〜『姉貴〜中和剤余ってるけど』ふん!!』
『こら!接着剤をかけるな!中和剤!!』
何か音とユウの悲鳴が聞こえたが聞かなかったことにした楓。
『とりあえず〜一週間待ってね〜』
といって通信を切ってしまうミツキだった。
その結果を聞いた大地は・・・
「い!一週間」
「うわぁ・・・大変なことになっちゃったねぇ」
動揺しまくる大地に対して特に気にした様子の無いスバル。
「大地・・・頑張って」
「て!貴様!風呂はどうするんだ!?風呂は!!」
「適当に頑張って・・・」
完全に投げやりになった楓だった。
そんなこんなでこの状態じゃ戦力にならないのでマイホームであるボロアパートに帰ることになった大地とスバル。
「やっぱ目立つよねこれ・・・」
「・・・ああ」
「・・・はぁ・・・一週間大地とお風呂一緒か・・・」
「ちょっと待て!何でそう言う発想になる!!」
「だって手つないだままじゃ一緒にお風呂入るしかないじゃん・・・大丈夫大丈夫♪背中くらい流してあげるから♪」
「そう言う問題じゃねえ!!」
「大地なんて弟みたいなものだし〜綺麗に洗ってあげるよ〜後ろから前から〜」
この時大地はオスになってしまうのではと恐れるのだった・・・という訳で戦力外になってしまった為に帰ることになった大地とスバル・・・その途中だった。
スバルが道端で何かを見付けた。
それは・・・
「にゃ〜」
それはそれは可愛らしいニャンコだった。
あまりの可愛らしさにスバルが近づこうとするが何故か前に進めない・・・その理由は・・・
「ちょっと大地!ニャンコだよ!」
何故か鉛のように重たくなっている大地。その理由は・・・
「あっそ・・・一つ明かす・・・ダメ・・・俺猫嫌い」
子供の頃に猫に引っかかれてから猫が嫌いになった大地。
「そっか・・・じゃティアはダメか」
「何でそう言う発想になるの!!」
「いやぁ〜大地が人間らしくなるかな〜と思って♪」
力の子孫の癖に超絶的に気難しい大地。
性格を少しでも丸くするために世話を焼きたいのかスバルは交友関係を広げようと奮闘している。
だが偏屈人間の大地を丸め込もうとするのは骨が折れるようだ。
再び帰路につく大地とスバルだがスバルがある事を思い出しある店によった・・・それは・・・
「何で!?こういうとこくるの!!」
何故かランジェリーショップに来た大地とスバル。
「いや〜こういう所で一緒に買い物すれば大地の性格が少しは丸くなるかな〜と思って〜こういう所の方が喜ぶんじゃないかな〜」
「逆効果じゃ!!」
南家伝統の女性
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