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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第5話。変人と魔法使いという名の『テロリスト』。
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、見つけ次第討伐を頼まれている。

本来は代行者とか埋葬機関(こっちは稀。キチガイのエリート集団らしい。なんだそら。)が出張るのだが、ここの牧師さんが嫌っとるんやて。そんなんでいいのか教会。

舞弥姉ちゃんの調査によって存在と居場所は確認されているので、あとは狩るだけってとこ。ここまではいいが、数体グール、さらに吸血鬼化しているものもいるらしい。

死徒にかまれるとグールになってしまう。もう犠牲者は出てしまっている。

グールは欠けた肉体を取り戻すために周囲の死体を喰らい、失った脳の変わりに幽体での脳を形成、知能を取り戻す。これにより吸血鬼と化す。

とのことなので、これ以上被害を出さないためにも殲滅しないといけないとのこと。

うん。責任重大や。きっちり殲滅させて貰います。





飛行機での空の旅を満喫したあと、北国についたらすぐさま仕事モードに入る親父。観光の空気も出さずに荷物を貰い、タクシーに乗り、死徒がいるという町まで走る。

なんや親父・・カッコええやないか。

居場所は山の中にある廃棄されたペンション。吸血鬼らしく陽の光が苦手なので、昼間はここを根城にしているとのこと。

教会側の素早い情報操作により、人の目は心配ないそうだ。

「さて、いくぞ。準備はいいか?」
「おう!いつでもいいで!!」

ケースから得物を取りだし、魔力放出・魔力硬化を終えた状態で声をかける。

「そうか・・・・」

親父はそう呟きながら懐から何かを取りだした。

「?なんやそれ?」
「スイッチだ・・・・」

なんの?と聞く前に親父はそのスイッチを・・・・押す。







・・・・ドォォオオオオオオオオン!メキメキメキメキッ!!







「・・・・」←開いた口が塞がらない晋吾。
「よし。行くぞ晋吾。」

二階の壁が吹っ飛んで一階建てになるペンション。・・・・こいつ、ほんまに魔法使いか?





「バットも振りにくいだろう。地下のワイン室は私がやる。一階はまかせた。」
「まかせ。」

親父と分かれ、一室一室を確認して回る。なんや、バ○オハザードみたいやなこれ。・・・・親父はリアルバ○オやな。銃つかっとるし。

さて、俺はバットで頑張りますか。むん!怖くないよ?全然怖くないよ?自分でリアルバ○オとかいって怖くなってなんかないよ?



「アァアアアアア!!」
「ギャァアアアアアアア!!」



ブゥウン!ボグゥシャアア!!



「ウウウウゥウウウウ」
「ニャアアアアアアアア!!」


ブゥウン!ボグゥシャアア!!


「オオ
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