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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
53ゆんゆん
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も、50超えたら腐って、どうやって業者から接待受けて飲み、賄賂を貰えるか考えるだけのクズに成り果てるのが多い。
「はい、カズマさんどうぞ」
「ありがとう、もう飲めないよ」
ゆんゆんも、自分を無視しないで、嫌わないで、カツアゲもしない人物は久しぶりで「ウザイ」とも言われず「お前(愛情が)重いんだよっ」とも言わない人物が「トモダチ」で「将来の夫」になるのを喜んでいた。
親や周囲の人物が言っていたような、占領軍の長で各国の王家を滅ぼして断頭台に送っている悪逆非道の皇帝ではなく、めぐみんも気に入るような気安い男で、このままいけば「めぐみんとも愛人同士でお友達?」などと甘い考えを持っていたが、愛人同士や夫の浮気相手など修羅場で最悪の関係である。
「あの、ゆんゆんちゃんは無理に差し出されたりしてない? 嫌なら無理しなくても良いんだよ?」
無理に差し出される女は、ダークエルフの姫で懲りて「お前を殺して私も死ぬうっ」とか、怖い顔で復讐心の塊のような表情をされたまま「私の命はカズマ様の物です」と言われると怖すぎたので、食い物や温かい寝床に釣られたり、呪いを解かれて喜ぶ人物限定にしていた。
「え? いいんです。私なんか友達も少ししか(ゼロ人)できないで、婚約とかも断られてばっかりで、毎年毎年、誕生日とか、年末年始とか……」
それ以上本当の現実で事実を口から出すと、泣き出してしまいそうだったので、そこで口籠って口を押さえ、泣き声を噛み殺して言葉を続けるのをやめた。
「ああ、もういいからね、何も言わないで。もう君は一人じゃないんだよ」
ヒキコモリニートには、仲間はずれにされて、学級のLINEからも完全に外されて、裏アカウントでは「佐藤ってキモイよな」「ヲタク」「一生ヒキコモッテもう学校にも社会にも出てくるなよ」みたいな会話で満載で、サディストでクズだらけの世界では、心が痛すぎて生きていけないので、ゆんゆんの気持ちが痛いほど分かって思わず抱きしめた。
「か、カズマさん」
このフレンドリーで、イジメやパワハラ好きのサディストがいない優しい世界でも、自分と同じように世間から冷たくされて仲間はずれにされ(ゆんゆんは自業自得)、友達もいない少女を、自分が友達になって守ってやろうと思い始めた。
それを見て、もちろん紅魔族の未婚の女とかクラスメイトは、もちろんこう言った
「「「「「「「「ああっ、あの野郎っ、またやりやがった! 族長の権限で近くに居て酌できるからって、もうカズマさんに言い寄りやがった!」」」」」」」」
このままでは、ゆんゆんが真っ先に尺?とかパイズリを始めてしまうので、ねりまきはゆんゆんを後ろから食器でドツいてから足で蹴って「アラ、ゴメンナサイ」とか濃い目の故意で答えた。
「何するんだっ」
カズマがゆんゆんを庇い、ねりまき
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