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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0026話『最初の輸送作戦と新たな艦娘』
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ばいいんだから」

二人は照れ隠しに私に少しきつい言葉を言ってくるがそこはやはり素直ではないらしく二人とも顔を赤くさせているので、受け入れられているのでよかった。
と、そこで背後から裾を掴まれる感覚がしたので振り向くとそこには不知火がなにやらもの欲しそうに私を見つめて来ていた。

「…どうした、不知火?」
「司令官。不知火にはなにかないのでしょうか…?」
「なにかって…そうだな。だったら無事に帰ってきてくれ。そして冷静な不知火なら霞と曙のまとめ役にもなれるだろう」
「了解しました。不知火、頑張らせていただきます」

私に敬礼して少し笑みを浮かべながらも不知火も港へと出ていった。














提督にそう言われましたので不知火は曙と霞の二人を見守る方針で殿を務めていました。
最初の輸送で物資をドラム缶や大発動艇に積み込んで不知火たちは単冠湾泊地へと進んでいきます。
何度か駆逐棲姫と遭遇しましたがなんとか倒していきました。
それで駆逐棲姫を完全に無力化した時でした。
なにやら敵艦隊のあった場所から光が漏れだしてきて何事かと思った次の瞬間には、そこにはピンク色の髪をした少し小柄な少女が姿を現しました。
なるほど…。
これがこの世界で言うドロップという現象なのですね。
深海棲艦に捕らわれていた艦娘の魂が解放されたのでしょう。
そしてその少女は少しして目を覚ますと、

「私は占守型海防艦二番艦、国後よ…クナって呼んでほしいな」
「わかりました。国後、あなたを歓迎します。一度、鎮守府へと戻りましょうか。提督と顔合わせをしましょう」
「わかった」

それで新たにこの世界では初の仲間になる国後を引き連れて私達は輸送作戦を終えて、鎮守府へと帰る事にしました。
提督に褒めていただけるでしょうか? 楽しみです。















輸送艦隊が鎮守府へと帰ってきて新たに加入したのだろう艦娘を連れて来ていた。

「あなたが提督…?」
「ああ。そういう君の名は…?」
「私は占守型海防艦二番艦、国後よ…よろしくお願いします。提督…クナって呼んでほしいです」
「わかったよ、クナ。これからよろしく頼む」

そう言って私はクナと握手を交わしたのだった。
さて、次は輸送が終わったのでお決まりのボスを打倒する編成を考えないとな。
それで私はまた編成を考えるのであった。



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