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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
52紅魔族またたび
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セラフ5。
 紅魔族も日本みたいな精霊信仰でいい加減で適当、寺と神社が同居してたりキリストの墓まであったり、お互いに「どちらに行って頂いても結構」と譲り合ったり、一神教みたいにイカれてなくて、結婚式はカタコトの「ガイジン」がバイトで来て、神父の振りをして結婚の誓いを言って、葬式は仏教式で坊さんが念仏を唱え、正月には神社にお参りして賽銭払ってお願いしておみくじを引く、クリスマスにはターキーが無いのでニワトリ食ってケーキ食って、家族と過ごさず恋人とパコパコ交尾、バレンタインでーには何故かチョコ送って、端午の節句もひな祭りもあって、中東で盆踊りとか祭りをやってしまい「宗教行事とは思わなかった」とか、豊作祈願とか収穫祭などの縁の起こりまで完全に忘れてる日本人と同じ世界。
 言葉の発音とか意味もヘブライ語とかと共通部分が多すぎて、「日本は失われた10氏族の行き着いた場所」と思われている。多分「高天原」は、ユダヤの何処かに会ったり、中国から滅亡した国の名で、その光子(王子)が来ても、全部滅ぼさないで受け入れる場所でもある。

 その後、「カズマの金」で宴会が開かれ、めぐみんの友人達も、めぐみんから男を奪ったり愛人の座に転がり込んで玉の輿を狙おうとする欲深い女達が続出した。
((((((((((あの「めぐみん専用」と額に書いてあるのはダメでも、書いてない方はあたしらが頂いちゃっていいんだよね? フエッヘッヘッヘッ))))))))))
 貧しい欠食児童たちも、パーティーのオードブルなど食いまくって、真っ黒な表情でコピーカズマを見ていた。

 ベルゼルグ王国。
 魔族に占拠された街では、魔族が猛威を奮って暴れ?飲み屋で小銭を払って酒を飲んだり、ツマミに安い魚の燻製とかネズミか何かの臭い肉をボッタクリ価格で買わされていたが、そんな暴挙?も長くは続かなかった。
「おい、お前達、街を荒らすのもそこまでだ」
 蒙古群狼拳の一族みたいな奴とか、アニメオリジナルのケマダ兄貴みたいなのが、劇画調のアクアに捕まって因縁を付けられた。
「何だテメエ、まさかその顔は? 乳に七つの傷がある女っ」
「ホオオオオ〜〜ッ」
「「「うめはらあっ!」」」
 問答無用でウォータージェットで魔族を切り裂き、「世界の秩序は俺が守る」みたいなセリフを残して立ち去るアクア。元は女神なのに殺しまくりの辻斬り同然の悪魔だったが、カズマを連れ去られて天使に踏み潰されてから鬼神に代わったらしい。

「お前が噂の女か?」
 そこにどこから湧いたのか、象かキリンに羽が生えたのよりデカイ、巨大なサンダードラゴンの背に跨った大女が現れた。
 ドラゴンの巣から派遣されていた最精鋭部隊隊長の竜騎士として、以前出た世紀末覇者ちゃんがこの街に赴任していた。
「き、貴様はラ王」
 カップラーメンの王様
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