暁 〜小説投稿サイト〜
ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、看病する
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った中、ナミが目を覚ました。

「レ、レゥス……船、は……?」
「これから医者を探す。ビビちゃんがトップスピードでアラバスタに向かうには君の病気を治すが先決だって言ってくれてね。俺が付いてるから今は寝てた方が良いよ」

優しく囁くように言うレウスにナミは弱弱しく震える手を伸ばした、酷く暖かく震えているその手を取った。

「レゥス……私、私……死んじゃう、のかな……!?」

消え入りそうな震えるで涙ながら問いかけた、何時もは気丈に振る舞い強がるであろう彼女もまだ少女だ。病気の時は誰しも心細くなる物、心も身体も衰弱してしまうのが病気。今一番辛いのはナミだ、酷く不安なのだ。そんな彼女を安心させる為にレウスはその手を優しく強く握りながら笑顔で言った。

「大丈夫、必ず医者に見せて君を助けるから……だから安心して今は眠って」

力強い言葉と笑顔に励まされたナミは安心しきったのかそのままゆっくりと眠りに付いた。
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