第三章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
だからそれは出すよ」
意外とだ。そうしたところは真面目だった。
それでだった。私のオーダーを受け取ってふらふらの足で逃げ去っていく。その彼等を見送ってから。
私はそのウォッカのカクテルを飲んでそれからだった。
席を立とうとする。けれどそこにだった。
私にだ。また声をかけてきた人がいた。今度は。
「いいかしら」
「何かしら」
声は大人の女の声だった。そちらに振り向くと。
黒いスーツにズボン、それに白いブラウスに紅いネクタイ、それだけを見れば男に見える。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ