最終会?
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な娘を汚されてしまった父親ように、血の涙を流しながら何かのスイッチを押された。
「私の「サジタリウスの矢」は必ず君を捕らえる、首を洗って待っていろっ!」
命令されて実行したはずが、視点や立場が入れ替わっている所からも、情報源は隣に立っているクソビッチだとすぐ判明した。
「大佐殿……」
「アラ、父親代わりの人物にまで自慢話が過ぎましたわ〜、王子様〜、ウフフフフフ」
先ほどから、ミラやナミとも混ざっているはずなのに、的確にキャラを切り替えて、意地の悪いテッサと直情的なカナメ、病んだミラなどのペルソナを被り直しているクソビッチ。
しかし水と油なのか、犬と猿なのか、敵同士なのか「混じってたまるか」と境界線を引いて、多重人格物になって人格が切り替わっている。
(腐っているのはこいつら全員だ……)
周囲の全員が敵で、マオも一枚噛んでいるらしい。その意味は「男達に犯されるのが嫌なら、女達に保護されて抱かれろ」と言う事らしい。
(孤立無援……)
そこでソースケは素早く携帯を出し、ウルズ6に救援を求めた。
「アレ?」
ソースケは肝心なことに気付いた。「改変された世界なのにミスリルが存在して、自分とウェイバー軍曹はそこに加入している」と…
「アラ〜〜、ソ〜スケ〜? マオお姉ちゃんだよ〜、もう誰に抱かれるか決めた〜? やっぱりテッサ? まさかミラかナミ? レナちゃんとか無いよね〜、結構大金賭けてるんだからシッカリやんなさいよ〜、ケタケタケタ!」
ウルズ6の電話は酔ったマオに没収されていて、戦友も困った状態にあるのか、電話には出られなかった。
「スマン、ソースケ、俺が女とお前の命とどちらを取るか、理解してくれるな?」
マオとウェイバーの声は同じ距離から聞こえた。二人は霊距離射撃をしているのと、仲間に売られたのを理解した。
「了解した、お前はそういう奴だ」
「じゃあな〜、テッサタソに宜しく〜〜」
「ああんっ」
素早く電話を切られ、「続き」に没頭する二人。
「インシアラー」
「ざ、ザイード、なんのつもりだ?」
ソースケは「神の思し召しのままに」とか言っているザイードに、腕を捻り上げられて後ろ手に手錠を掛けられた。
この男もガウルンの「味」が忘れられず、中国人兄弟のように快楽落ちして闇落ちしていて、仲間を売ったと言うよりも、元から心も体もガウルンの物で下僕だった。
「あはは〜〜」
11歳ぐらいのソバカスだらけのテッサタソは「理論は分からないけど、この設計図通り作ったら動く」と言って海軍のオジサマとか知り合いの貴族を誑かし、記憶に残っていたパラジウムリアクターを動かし、ネジ一本まで記憶していた強襲潜水艦の設計図も書いて建造させた。
姉の弱みも握っていて「べっ、別にサガラの為じゃないんだからねっ」とか言いなが
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