最終会?
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
部記憶したり、9ミリ弾をかわす反射神経でスロットを目押ししたり、ある程度資金ができると株とかで儲け、日本に学生として留学してきた。
「オマエこそママやパパにイタズラされてキレイな体じゃナイダロ、ソースケの前からキエロ、ビッチが」
「ママの話をするなっ」
ナミの後ろから、女子の制服を着たセミロングでテッサそっくりの女が話しかけた。もちろんレナードである。
「アラ、姉さん何の用カシラ? まさかサガラさんに会いに来たんじゃないでしょうね?」
実の姉に対しても、氷のような冷たい視線で見る双子の妹。敵やライバルから、恋敵の泥棒猫になり果てたのは知っている。
「うっ」
違う価値観を持っていて性格も違う同性は仲が悪く、大喧嘩になるが、異性だった場合は宇宙戦艦ヤマモトヨーコのデコ女みたいに、気になって気になって仕方なくなり、同性だったら大嫌いなライバルなのに、魚肉オーセージ食ってる同じ顔で同じ声の男にはベタ惚れになったように、女にされてしまったレナードは、テッサと男の好みが同じで、大嫌いだったソースケが気になって気になって仕方がなかった。
「ぼ。僕はお前なんか大嫌いだからなっ、か、勘違いするんじゃないぞっ」
「「「ツンデレだ」」」
僕っ子のレナード、レナきゅんは、前世?の思い出で素直になれず、雪山で一人遭難して助けに来たソースケと山小屋で一晩温めあったり、臨海学校で離岸流に流されて溺れたところをソースケに助けられて、マウスツーマウスで人工呼吸とかして、心臓マッサージもして貰ってからでないと素直になれなかった。
「せ、戦術的撤退を行う」
テッサを伴って速足で生徒指導室まで撤退するソースケ。
「待って〜〜、私の王子様〜〜、ウフフフフフフフフ」
「マテ、ソースケ、ドコイク?」
「お、お前なんか気にならないんだからなっ、違うんだからねっ」
そう言いつつゾロゾロと生徒指導室まで付いていき、待っていたカリーニンに鬼のような目で睨まれて一応外で待った。
生徒指導室
「さて、二名とも、なぜ呼ばれたか理解しているだろうな?」
鬼軍曹状態で直立不動の二名の周囲を歩き回り、ハートマン軍曹のような洗脳トークはしなかったが、重苦しい重圧を感じさせながら、正しい姿勢で歩くカリーニン。
「ネガティブ、理解しておりません、ご指導をお願いしますっ」
「ネ、ネガティブ」
必要ないのに、テッサまで軍隊用語で否定する。
「よろしい、私の妻は今もロシアで生きている、その事については感謝しよう」
「「はっ!」」
カリーニンの一番の心配事が叶い、最愛の妻は生存していた。しかし、現在のカリーニンはゲイである。
「そう、私のライバルでもあった嫌な上司と結婚して、幸せな生活を送り、子供も成して外貨預金口座なども持って、貧しくても幸せに暮らしているそう
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ