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?」
変なサービスを受けられるお店に入ってしまったような錯覚を覚え、つい聞いてしまう。
「ええ、操作するには「全裸」下着も付けられません」
メリダ島でテッサが間違えて酒を飲んでしまった時も、ワイシャツに下着姿と言うのは島内の結構な人物が目撃してしまったが、それ以上拝見するのは初めてである。
五時間目にフルモンティウィルスに感染した時も、カナメは保健室、キョウコは校庭、他も生徒会室で閣下と一緒だとか思い思いに過ごし、拝見していなかった。
「や、やめるんだ、テッサ」
目の前で女子高生艦長?のストリップショーを見物させられるソースケ。
「カナメさんのときも見たでしょう? 全部脱いだカナメさんをサガラさんが台の上にセットして」
「そんなことはしていないぞ、あいつは全部一人でやった」
シャツを脱いで顔に掛けられ、床にスカートも落とされ、シャツを顔からどけている間にブラを外したテッサは、手ブラのままブラをソースケの頭に載せた。
「そうでしたか、カナメさんは器用なんですね? 自分で装置をセットして台に寝るなんて」
「そ、そうだ、だから君もそうするといい」
しかしテッサは、悪魔の笑顔でこう言ってのけた。
「うふふふふふふふふ、一人でできません、私が台に乗った後、装置をセットするまでが任務なんですよ〜」
「な、な、な……」
とうとうテッサが下着に手をかけた時、白目を剥きながら覚悟を決めたソースケ。
シャツは退出時、脱出時に必要になるので、ブラで目隠ししてから後ろを向いて歩き、艦長が収まるべき台に近付いて、機器をどうセットするのか考えた。
余計な事を考えずに済むよう、とてもとても考えた。
「さあ、サガラ軍曹、私をセットして下さい」
「ど、どうすればいい?」
怪人ブラジャー仮面になって後ろ手に手を組んでいるソースケは、目隠しの中でも上を向いて、テッサには視線を合わさないよう努力した。マデューカスの忠告に従い非常に努力した。
「そうですね〜、まず人工呼吸と心臓マッサージをお願いします〜」
「そ、それは必要なのか? 君の健康状態は安定しているように見えたが?」
「ええ〜、搭乗者の士気、モラルに関する問題なので、非常に重要です、ウフフフフ」
相手が目隠しをしているので、本性を表した顔をするが、相手は油断しているようなので、右手を取って作業場所の上に置いた。
「な、な、な、な、な、な……」
明らかに機械ではない手の感触に狼狽し、1ミリも手を動かさないように努力したが、はじめての地雷除去、とか爆発物処理のときのように手が震え、柔らかくも小さい物体に振動が伝わった。
「そのままグッと掴んで心臓に手を押し当て、肋骨が折れない程度に上下にピストン運動です軍曹、さあ、ムーブイッツ、ムーブイッツ!」
「サッ、サー!イエス
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