課外授業のデイウォーカー
繁華街とリリス×情報交換と冥界からの連絡内容
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よ、アーシアさん。いくらリリスがオーフィスから生まれた存在だとしても、本来だったら存在してないのだから。でも実際ここに居るのだし、力を半分にされたオーフィスから作られた存在なら納得出来るかも」
「あんまり難しく考えなくとも時が来れば何れ教えるさ」
食事が終わったのか落ち着いたウチの龍神とあちらの龍神は、お腹が一杯となって落ち着いたのか席を立つリリス。どうやらリゼヴィムを守るという役目があると言ってから、俺は自己紹介後にリリスとオーフィスの決定的な違いは無表情で無感情。俺らも食べ終わり、ここでは人間界と同じカード払いで全員の料金を俺が払った。
店を出たらリリスも行ってしまったが、このままアーシア達と共に街散策をしてから城へと戻る。外出組が城内にある客室へ戻るとアザゼルが戻ってた事に気付くが、他メンバーと話し込んでた様子。するとこちらに気付いてアザゼルから話しかけてきた。
「よう一ちゃん達、戻ってきたのか。俺も丁度戻ってきたとこだ」
「アザゼル、あれっきり戻ってこないから酒でも飲みながら話してんじゃねえの、と思った程だ」
「スマンスマン、一ちゃんの言う通りでな。飲みながら神器について話し合っていた」
「やはりか、まあこっちは予想通りの展開となった訳ね。こっちは外に行ってたし、こちらに監視の目はなかったよ。ここにいる治安維持部隊のお陰でな。あとはクーデターの事は知らなそうだ」
そうだろうなと呟くが、ここにも治安維持部隊が配置されてるのは俺の指示な。カーミラ側だろうとツェペシュ側だろうが、治安維持部隊を置かない訳がなかろう。こちら側に居る事は知ってたようだが、ギャスパーも居た事で俺は二人を呼んで部屋の隅っこで情報交換をする。
「アザゼル、ギャスパーがマリウスに言ったそうだ。ヴァレリーを解放すると・・・・そう言ってたよな?ギャスパー」
「はい。私も聞きましたし、疑問が残りました。あの時は本来の私のように会話をしていたのですが」
「解放か、詳しく聞かせてくれ」
解放と言うキーワードを聞いた事により、俺とギャスパーが一緒にお茶会での出来事を話した。コイツの出生情報も付け加えるが、アザゼルも大体は知っていた様子。闇ギャスパー改めバロールから直に知らされてたようだが、まだバロールの名だけは秘密なので。アザゼルはヴラディ家当主の話はリアスから聞いたようで、俺らが知る情報提供後、ソファーに座ってるリアスと朱乃を手招く。
「一ちゃんの話を聞いたが、リアスの思っている通りとなると思うな」
「ええ。アーシアの件は未遂に終わったけど、マリウスが言った解放とはそういう意味なのでしょうね」
「そう思うなら、今は下手な動きはしない方が良さそうですね」
「やはりか。聖杯を抜き取る気満々なのだろうが、堕
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