暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第247話 森の家に皆と
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答えるのだった。

「それでリュウキー。酒で何があったんだよー。おねーさんに話してみ?」
「あ、それ僕も気になる!」
「そうですね……。リュウキさん程の人が。レイナさんが勘弁して、と言うまでですから」

 片や料理の話、片やリュウキの酒の話の追及……と、場が一気に賑やかになった。払拭する事が出来た。 それを確認したシウネーは大きく息を吸い込み、ゆっくりと吐きだした。落ち着かせる様に、と言い聞かせた所で テッチと目があう。
 人一倍大柄な体形のテッチだが、見掛けと違って誰よりも大人しく、大らか。その細い目が少し開いてシウネーと目があった。

 互いに事情を知っているからこそ、お互いに頷き合うのだった。


 そして、皆は22層へと向かった。


 胸を躍らせて、まだか、まだかと、うきうきとさせているユウキは 宛ら散歩に連れて行ってくれる前に喜びを爆発させている子犬の様だった。
 

 そんな可愛らしいサブリーダーを皆で一頻り笑い、軈て森の中の家が見えてきた。


――さー おもてなし、だね。腕を存分に振るわなくっちゃ。


 アスナは、くすっ と笑みを見せつつ 今日の戦いで入手したユルドで買った高級食材をレイナと共に振るおう、と気合を入れ直していた。



 そして、家の中では 思っても無かった光景が広がっているのだった。
 

 
 

 



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