第三章 X《クロス》
日常
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ここに、ルネッサのキャラ崩壊が証明された。
というかこの状況で自分を正義と言い張るのか。
どちらも悪の道に寄り始めている気がする。
そう言いながらもドタンバタンと泥試合を進める二人。
そこに、一人の人間の影がかかった。
「スバル?ルネッサさん?」
「この・・・え?」
「あ、エースオブエース・・・・」
そこに現れたのは高町なのはだ。
イクスを連れにきたときに、何をやっているんだろうと気になって、結局こうして戻って来てしまった感じだが・・・
「なのはさーーーん」
「あ、ティアナ。さっきはどうしたの?お腹押さえてたけど」
「ええ・・・それでですね・・・」
そこに駈け寄ってきたティアナ。
さっきはまだ腹が痛くてなにもできなかったが、ここにきてなのはの耳元にクロスミラージュを当てた。
その時、ティアナの顔を、スバルは見た。
『言ったわよね?覚えておきなさいって』
「ティアーーーーーーーーーー!!!!」
クロスミラージュには先ほどのスバルの叫びが入っており、それに気づいたスバルが叫んだ。
奇蹟的にも、その叫びはクロスミラージュから再生された音声と見事にハモっており、なのはの耳にステレオで、脳味噌にはしっかりと認識されてしまった。
『「友よ!!なぜ君は魔王(なのはさん)に魂を売ったのか!?」』
直後、スバルの体を桜色の砲撃が包み込む。
当然近くにいたルネッサも一緒であり、二人仲良く消し飛んで行った。
ちなみに、イクスはとりあえず「EARTH」預かりにして、誰が保護責任者になるかは保留になってしまったようだ。
エリオによる、今日の教訓
「女性はたくましい。が、恐ろしい」
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「騒がしいですねぇ」
「一体何があったんでしょう?」
「EARTH」の一室
完璧和風のその部屋に、アリスと長岡、そして凩がいた。
三人とも正座しゆったりと茶を飲んでいて、さっきから何やら騒がしい様子にはてな、と首をかしげていた。
「そうですねぇ・・・・管理者的勘がいうには何となくですが・・・・」
「何となくですが?」
「イクスさんをめぐってスバルさんとルネッサさんが戦って、思わず言っちゃった言葉で二人がなのはさんに吹き飛ばされた感じですかね?あとはハルヒさんとこなたさんが友だちを探して走りまわってるくらいでしょ
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