第三章 X《クロス》
邪神
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。
その光景に、すべてのものが歓喜した。
諸手を挙げ、喜んだ。
しかし
「GAAAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!」
地面に倒れたフォーティーンの目がガッ!と光り、上体を起こしてメンバーに向かって最後の一撃を放とうとしてきた。
突然の動きに、全員が固まり無防備になる。
そして
ガッ、ドォウ!!!
フォーティーンの背後から、長い長い日本刀が斬り裂いて、その体の核を破壊した。
それによって体が爆発し、フォーティーンの体が消える。
「素晴らしい出来だ」
その人物が淡々と言った。
それを見て、ほとんどのメンバーは新たな味方かと思った。
そう、始めてみる人物だ。
しかし、何人かは「どこかで見たような気がする」と感じていた。
「私の為にここまで力をそろえ、さらにお前たちを弱体化させた」
そのメンバーの中、たった一人だけが剣を握りしめ、その男を睨みつけた。
「膨大な力の奔流の中、ようやくまた戻ってきた。多くの絶望に惹かれてな・・・・」
クラウド・ストライフが、男の名を叫んだ。
見間違えるはずもない。
決して見間違えるものか。
長い銀髪
漆黒のコート
魔晄に浸った蒼い眼
男の伸長を優に超えて長い、異様な長刀
すべてを見下したような、冷たい視線。
「セフィロス・・・・・・!!!」
「・・・・クラウド・・・お前の大切なものを・・・・・奪いに来てやったぞ」
事件は、邪神に終わらなかった。
それらすべてを利用する、最悪の英雄が現れた。
to be continued
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