第三章 X《クロス》
裏目
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「わりぃ、怪我ねぇか!?ってか俺がこっち入ったのはオメーのせいだろうが!!!」
『ふぇえ〜〜〜、だ、大丈夫ですぅ〜〜〜〜』
精神面で(どうなってるのか知らないが)目を回すキャロに、ウラタロスに文句を言うモモタロス。
それを見て、スバル(キンタロス)が大きく四股を踏んで気合を一発。
リボルバーを回して、その拳をコックローチアンデットの脳天に向けて振り下ろした。
が、それをコックローチアンデットはすんでのところで回避し、拳は地面に叩きつけられる。
すると円形にピィン・・・と力が浸透していき、そこを中心に地面がざらざらと崩れていくではないか。
「わー、クマちゃんスゴイ!」
『ちょ、これ流砂!?』
『こんなこともできるんだ・・・』
そのあまりの威力に、全員が絶賛。
これがイマジンとの・・・・
「殴ったら地面も壊れおったで!?」
なんでもありませんでした。
「おいおい、足場あんなにされたらさすがに・・・・」
「いえーい、バンバン!!」
「ぬお!?」
と、回避したそこにティアナ(リュウタロス)がクロスミラージュでコックローチアンデットを狙い撃ちしてきた。
むちゃくちゃなフォームで撃ってるくせに狙いは的確。
中のティアナはクロスミラージュの制御をしながら泣きました。
「ち・・・数が多くてもあのレベルならよかったが、質が上がっての四人じゃチト手こずる・・・・」
その弾丸を腕で顔を覆うようにガードするコックローチアンデット。
その両足がメキメキと音を立てて最高速度で瞬時に片づけに入るか、とした瞬間。
「・・・・・?・・・・はぁん・・・・そういうこと!!」
何かを感じとったのか、コックローチアンデットが弾丸を背中に浴びながら、その場から逃走。
それを見た四人が追いかけ始めた。
「みなさん!!フリードに乗ってください!!」
その後を追おうと、キャロが憑依を解いてもらってフリードを巨大化させる。
イマジンの憑依は慣れないと非常に体力を食う。
実際四人の体は汗だくだ。
コックローチアンデットの後を追っていく。
その後を、フリードに乗った八人が追う。
そして、時間が追いついていく。
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洞窟、石板前
ドゴォッッ!!!
そこに漆黒の拳が叩き込まれ、三人の姿が
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