第三章 X《クロス》
海中
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『伏せろォ!!!』
キュイッ・・・・・・ドドドドドドドンッッ!!!!
と、そこに野太い声が響き、レーザーのようなものが戦場を切り取るようにまっすぐ地面を走り、一拍おいてからその地面が次々と爆発していった。
振り返ると、そこには巨大なウィツァルネミテアの姿。
ハクオロだ。
「ハクオロさん!!」
「誰かあっちに向かってくれ!!強すぎる・・・・・・こっちにはわたしが加勢する!!速く!!」
「わかりました!!じゃあ私たちが!!」
「おい、俺らも行くぞ!!」
「ちょ、そんなに抜けていいの!?」
「答えなんか聞いてられっか!!」
「あーー!!それぼくのセリフ!!!」
ハクオロの参入から、フォワード陣の四人とイマジンたちが走り出していってしまった。
急に走り出したものだからキンタロスは良太郎から抜け出してしまい、哀れ良太郎はプラットフォームで置き去りにされてしまった。
「ちょ、ま・・・・・およぉ!?」
「がるぁぁアアアアアアア!!!」
そこからモモタロス達を追いかけようとする良太郎だが、その行く先をアンデットが立ちふさがってしまったので、そこから逃げるので見失ってしまった。
「あっちはたぶん大丈夫だよね・・・・はぁ、いつもなんでこうなるんだろ。変身」
そうぼやきながら、良太郎がケータロスを取りだし、ライナーフォームへと変身しようとする。
だが・・・・・
グヴォン! 《Wing Form》
「降臨!満を持して・・・・・」
『ジーク!?』
「喜べ。哀れにもお供たちにおいていかれたお前を、私が拾ってやったぞぅ?」
『いや、僕は大丈夫だったんだけど・・・・』
「遠慮するな。行くぞ、不幸なるお供よ!!」
『不幸なる、って言わないでーーーーーーーー!!!!』
「ん?」
「どうしました?上条さん」
「いや、なんか呼ばれた気が・・・・・」
その上空、瞬風の中
そこでは怪我を負ったメンバーが治癒などを受けていた。
たった今も何やら毒を喰らったメンバーに右手を当て、治癒していたばかりだ。
「これで大丈夫だろ」
「ああ・・・・げほ、楽になった」
「でもまだ体力が戻ってません。これを飲んでください・・・・」
こっちの方も優秀なメンバーがそろっているためにすぐに回復、出撃していくのだが、時間が経つごとに人数が多くなっていく。
押されているのだ。
これだけの混戦だと、せっかく倒した相手もカードを投げ
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