第三章 X《クロス》
戦闘
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ングでありったけの力を使ってスパークし、一刀の目の前で強烈なフラッシュと焚いたのだ。
「グああああああああアアアアアアア!!!!!」
「今まで暗闇にいて、しかもその状況でよく見えるようにまで視力を上げていたんだ。もう今は何も見えまい?」
「ッ、オオっ!!!」
両目を押さえて呻く一刀だが、即座に流星剣を手にエレクトリックエェルアンデットに向かって切り掛かって行った。
が、相手はそれをヒョイヒョイと避けてしまい、一刀は逆に重い拳の一撃を腹部に食らってしまう形になる。
「ゲホッ・・・・」
「この状況でもまだ俺の位置を捉え、正確に斬りつけてくるのはさすがだが・・・・・む」
ブシュっ
そういって相手を称賛するエレクトリックエェルアンデットだが、直後一刀を殴った拳が裂け、そこから血がしたたり落ちてきた。
あの中で、一刀はさらに拳のガードまでしていたのだ。
そしてそれを剣で行ったために、こうしてこいつの拳が切れた、ということだ。
「この程度は・・・・ハンデだ」
目をしょぼしょぼさせながら、一刀がガラリと立ち上がった。
その手には多くの仲間たちの武器。
「こっちにはまだお前の居場所がわかるぞ。翼人を舐めるんじゃない」
「ほう・・・・・視力を奪われ、まだやる気か?行くぞ!!」
エレクトリックエェルアンデットが走り出す。
猛然と走り、向かい、そして
「とか言いながらどこ行こうとしてんだお前はァ!!!」
ドゴゴゴゴン!!!!
その行く先に、行かせはしないと剣が突き刺さった。
「・・・・・・・・」
「解ってんだよ。そーゆーことするってことぐらいは」
いまだ目は開いていない。
視力は奪われたままだ。
だが、一刀はそれでも確実にこの場にいる相手を認識していた。
「お前・・・・そこまで邪魔して・・・・」
「悪いね。だけど・・・・オレを相手にするんなら、「EARTH」全員相手にする気で来てもらわないと」
「地獄行きにすんぞ!!」
「俺の翼は絆の翼。みんなと繋がっている以上、俺に負けはない!!」
洞窟内の戦い。
漆黒の中で、蒼青の輝きと電光が散ってゆく。
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《ATTACK RIDE―――BLAST!》
『「トリガーフルバースト!!」』
「あっははははぁ!!寄っといでーよ弾丸ちゃーん!!!」
コッ
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