第三章 X《クロス》
開戦
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、崩壊より前に助ければいい」
チャキ
「ちょっと、大胆かな?」
四人が次々と大型火器をや大型銃器を一刀の翼から取出し、それを構えて引き金に指を翔ける。
銃火器による攻撃とは少し、いやかなり彼ららしくない。
しかし、これは意図的だ。
はっきりと彼らに脅威を示した。
そしてその光景に、アンデット達は思惑通りにギョッとした。
自分たちはあんなものでやられないが、少女たちに当たったらこいつらどうするつもりだ!?
「問題はない。俺たちの救助の方が早い」
「じゃあ・・・いこっか?」
「行こう!」
「派手に・・・・いくぜぇぇええええええ!!!」
雄叫びを上げる。
「ガチリ」と小さな引き金を引く音がして、その直後、圧倒的な爆発と破壊の音が、嵐となって洞窟内に吹き荒れて行った。
世界をめぐる、銀白の翼
第三章 X
開戦
「うぉぉぉぉオオオオオオオオおお!?」
ガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴンッッッ!!
いきなりぶっ放されたその無数の銃器の勢いにビビりながらも、ブロッサムアンデットがとっさに腕を地面に突っ込んだ。
直後、アンデット達と翼人たちの間に巨木が現れ、それがその銃弾や巨砲を受け止め、さらに洞窟の全域に張り巡らせられて崩壊を止めた。
その膨大な破壊のための物量は防御に出した巨木を跡形もなく吹き飛ばし、アンデット達を露呈させた。
「なんて無茶苦茶な奴らだ・・・・!!!」
「第二射!!」
「させるかァッ!!」
そこからさらにぶっ放そうとする翼人共に対し、ブロッサムアンデットがもうさせないといって砲撃を撃ち放った。
それを受けて四人を爆煙が包むが直後、その煙の中から現れたのは、撃ち放ち終え、そして砲撃で破壊された重火器だった。
「なに!?うぉっ!?」
それを見て驚くブロッサムアンデットだが、目の前に翼人が現れてさらなる驚愕の声を出した。
見ると、ほかのアンデットの元にも翼人が掛け迫っており、今にも戦闘を始めそうな勢いだった。
「来い!!」
「っと、おうっ!?」
まず、クラウドがドーベルマンアンデットの後ろ首をひっつかんで天井に投げ放ち、さらにそれを追って自身も突っ込んでいった。
その勢いは天井を突き崩し、そのまま地上にまで突き出していく。
次に、一刀だ。
一刀が無数の武器でエレクトリックエェルアンデットを横穴に押し込むようにして突っ込み、そのまま暗闇の中
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