暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic29希望と絶望を併せ持つ者〜The Future Threat〜
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品たち! さらばだ! 音声認識! ペニテンツィアジテ!』
瞬間、室内に居たLASが一斉に自爆した。ガンマは「〜〜〜〜っ!?」声にならない悲鳴を上げ、爆炎と爆風によって吹き飛ばされた卵型椅子と共に宙を舞い、そして落下して「っ・・・!」背中から床に激突した。
「・・・っ!(体が・・・動かない・・・。まずい。システムとリンクしたままケーブルが外れたから・・・!)」
ケーブルを用いてのアジトの全システムと有線接続中はフルガーディアンモードと呼ばれ、タイムラグ無しに意のままにアジトの全機構や防衛戦力、アジト外の各陸戦兵器などの操作などが行える。だが、その最中はその場から大きく動けず、身体能力も通常時の3割程度しかない。FGモードを解除してケーブルを外す際にはいくつかの工程を踏まねばならず、今のように無理やりケーブルが外されるとしばらく体が上手く機能しないのだ。ちゃんと機能できるように調整するのに約1分。その間、彼女は一切の無防備となる。
――トランスファーゲート――
(誰・・・?)
黒煙の中、ガンマの目の前で誰かしらの足が止まった。黒の革靴、ズボンはスラックスではあるが、ヴェロッサの白いスラックスではなく茶色。つまりたった今まで彼女の私室に居たメンバーの中の誰でもないことを示す。その正体不明の人物は片膝立ちをした上で彼女の頭に触れてきたため、彼女は(なにを・・・?)と息を飲んだ。そしてその人物は彼女の耳に口を近付けた。
「迎えに来たんですよ、ガンマ。僕は貴女を生かしたまま拉致するように命令を受けました。ですのでこのまま貴女を転送スキルで連れ去ります。どうかご容赦を」
耳打ちで聞かされた話にガンマは、自分を拉致しようとしている目の前の人物がどこに所属しているのか、すぐに察することが出来た。そしてこのまま拉致されたら、恐らく自分はガラクタ同然にまで使い潰されるまで扱われると理解できた。
「(くっ・・・!)・・・父さん・・・たすけて・・・」
ガンマが僅かに発することが出来た声は誰にも届くことは無く、彼女は謎の人物の言う転送スキルというもので、その人物と共にこの部屋から消えた。
†††Sideアリシア†††
プライソンの本当の目的がミッドチルダを道連れに自殺することだって判った。さらにはもう用済みだってことで、自分を父親だって慕ってる娘・“スキュラ”の後始末を始めてくれちゃった。それを食い止めるべく、わたしとトリシュとアンジェの3人で、イプシロンを始末しに来たLASを撃破してく。
「お前たち如きに倒されないと、イプシロンは確信しています!」
――ISマグネティックドミニオン――
そんな中、イプシロンがスキルを発動した。途切れることを知らずに屋上まで這い上がって来るLASが一斉に屋上に這い
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