0019話『庭園と南雲機動部隊+お艦』
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
うな人物がいた。
「………」
狙うはただ一点のみ。
射法八節を綺麗に決めながらもその人…加賀は弓から矢を放った。
放たれた矢は綺麗に放射線を描きながらも的へと命中する。
当然矢は的の中心に刺さっており、隣で鳳翔さんが、「見事です」と言って褒めていた。
続いて加賀の隣では赤城も出て来て、
「加賀さん、負けませんよ…」
そう言って同じように矢を放つ。
加賀同様に真ん中へと矢は刺さる。
「皆中…お見事です、赤城さん」
「まだまだ加賀さんには負けられませんからね。提督も見ているのですから格好悪い所は見せられません」
「…え? 提督? 見ていらしたのですか…?」
それで加賀も気づいたのだろうこちらへと赤城とともに近寄ってくる。
「うん。二人とも見事な腕だよ。知識がない私でも感動した」
「そう言ってくださると嬉しいですね」
「はい。気分が高揚します」
「ふふ。提督、今日はいい日になりそうですね。二人の射法を見れたのですから」
鳳翔さんがそう言ってくる。
確かに。
二人の弓の腕を見れたのもいい体験かもしれない。
「…提督。おそらく私と赤城さんも次の作戦では終盤の所で五航戦の二人とともに投入されるのでしょう。
ですからうまく私達を使ってくださいね。必ず勝利をものにして見せますから」
「わかった…頼りにさせてもらうよ。赤城、加賀」
「「はい!」」
それで二人は軽く私に敬礼をしてきた。
本日は庭を見たいという思いで来たんだけどこんな景色も見られてとてもいい気分になった一日だった。
もちろん、そのあとに庭を案内してもらったけども。
とっても綺麗な庭があった事をここに記しておく。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ