課外授業のデイウォーカー
前四大魔王の真実×本来とは違う道
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言う事でもいい。これについて俺がここに来てから知った事だし、念話会議終了後に無言となるが口を開いた。
「そうね。何時までも隠し事はいけないと思ってたわ」
「私達も何時かは話さなければならないと思ったけど」
「それが今になるとは思わなかった。だが・・・・」
「あのバカが言ってから疑問にはなるわ、一真が答えていいわよ。きっと調べてたと思うから」
そう四人は決断をしてくれたので、俺の口から語られた。ルシファー達とカテレア達の関係について。何故ルシファーには息子が居て、レヴィアタン達には親族となっているかを。
「あれはそうだな、俺がこの外史に来る前。まだルシファー達と出会う結構前の事、その時は本当の四大魔王が居たのさ。それも全員ルシファー達の夫が当時の魔王であり、名はセラフィム・ルシファー、サバーニャ・レヴィアタン、クアンタム・ベルゼブブ、ディマク・アスモデウス。それが当時の四大魔王の名であり、ここにいるルシファー達の夫だった」
『・・・・マジ?』
俺が話していたら全員でそう言ったので、静かに頷くと大声出そうとしてたから周辺一帯に防音結界を張る。コイツらの大声をここの住人に驚かないようにした。ま、その代わりルシファー達は、前夫の名前を懐かしく思いながら泣いていた。何せもう亡くなってるからだ。驚愕したまま固まってしまったコイツらに、全員の頭にハリセンを叩いた。
「全く、だからこれを話す時はだな。まあいいとしよう・・・・で、当時の夫とここにいるルシファー達の間に生まれたのがリゼヴィム、カテレア、クルゼレイ、シャルバの四人だな。が、前夫達の命は四人全員尽きる事となりそのまま亡くなったんだ。死後になるが、その前夫達が使っていた机の引き出しに遺言書を発見した。ルシファー達とリゼヴィム達は一緒に遺言書を読んだ」
「俺らはそれが疑問であり、何故カテレア達はレヴィアタン達を母親ではなく姉弟のように姉さんと呼んでいたのかを。そして従姉さん達の本名がないのかを」
「英雄派から黒神眷属になる頃に疑問として残った。そして俺達英雄チームとヴァーリチームと合同調査し、古代の本や閲覧が限定された本や当時残っていた書物とかを」
「でも結局、私達が調べても何も出てこなかった。唯一ルシファーの名前だけは分かったのよ、本名はリリス・ルシファーと呼ばれていたとね」
「白音に頼んで、悪魔達の・・・・それも上級悪魔でしか読めない書物とかも秘密で読ませてもらったにゃ。でも分かったのはジャンヌが言った『リリス』だけだにゃん」
ほう、よくもまあ調べたもんだな。それも俺に秘密裏に内緒で調べていたとは、流石の俺でもそれは知らなかったな。まあ『リリス』という名まで辿り着いたのは褒めておく。その名は聖書に書かれてるようだが、閲覧人物限定にし
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