暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
ANSURY其は恐怖に彩られし宵闇の化身なる者〜LeseFear〜
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”や“戦天使ヴァルキリー”は、アースガルドはセインテスト王領・グラズヘイムに在るヴァルハラ宮殿へと帰還した。私と恋人のシェフィリスは仲間たちと別れ、本作戦に参加した各“ヴァルキリー”の状態を確認していた。
「ブリュンヒルデ隊が留守番でも、戦線押し返しは楽だったね」
「あの子たちはここ最近ずっと稼働していてくれたしな、少しは休ませてやらないと」
「ティーナやシュヴァリエル達も休ませてあげたいんだけど・・・」
「ヘルヴォル隊は出来るだけ出したいな。あの子たちの高火力と防御力は魅力だからな」
今回の戦闘にはティーナ率いるヒルド隊とシュヴァリエル率いるヘルヴォル隊、そしてクリスト率いるゲイルスケルグ隊の3隊に参加してもらった。ヘルヴォル隊は特攻隊のため、ダメージを負う割合が高い。ティーナ個人もミサイル娘なため、ヘルヴォル隊と並ぶダメージ率だが、撃破率が異様に高い。ハイリスクハイリターンというわけだ。
「アプリコットに回復最優先を指示しておくよ。これから戦勝会だし、主役でもあるあの子たちが参加できないのは可哀想だもの」
「まぁアプリコットから送られてくるデータを見る限り、すでに回復率が80%超だけどな」
なんてシェフィと話をしていると、『お父様、お母様! プリメーラですが、今お時間よろしいですか!』そんな念話が入った。相手は「プリメーラ?」だった。
『どうしたの? なんか怒っているようだけど・・・』
『そうなんです、お母様! お父様と一緒に1階の第3調理室へ来て頂けますか!』
プリムがお怒りモードに入っている。感情統制プログラムが強レベルなプリムが怒るとなれば、それは姉心が働いている時だ。“ヴァルキリー”の少年組が何かやらかしたかな。そういうわけで指定の調理室へ来たんだが・・・。
「聴いて下さい、お父様、お母様! この子たち、戦勝会で振舞われるデザートやスイーツをつまみ食いして、さらには2皿を空にしたんです!」
腕を組んで仁王立ちのプリムの隣には少年組の1人であるソアラが居り、2人の目の前には正座をさせられた“ヴァルキリー”が7人。リオとミオとナーティア、それにコゼットとエミリアとカレンの予想通りな少年組(身長が155cm未満)の一部と、それに「レーゼフェア・・・」だ。
「はあ? 僕はなんのことか知らないもん。最初から空だったもん」
「どの口が言いますか! ヴァルキリーの開発ナンバリングで1ケタという姉のあなたが、率先して食べていたとソアラから報告が入っています! リオ、真面目なあなたが居ながらどうして止めなかったの?」
「あぅ〜。だからダメだって言ったのにぃ〜・・・」
名指しを食らったリオがしょんぼり肩を落とした。自分以外の6人はそれほど真面目ではない、外見通りの子
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