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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
ANSURY其は恐怖に彩られし宵闇の化身なる者〜LeseFear〜
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玉座の間の3倍近く広いこの部屋の宙を飛び回って回避。俺の両拳の前方に円陣を1枚ずつと展開し、その前方に閃光系の魔力スフィアを10基ずつの計20基を創り出す。
「はっ!」
――
浄壊なせ
(
コード
)
、
汝の光輝
(
ザグザゲル
)
――
円陣を殴ってスフィアを魔力弾としてバラけて放つと、無数の触手を足場にして俺の元へ飛び跳ねて来たレーゼフェアが「なにコレ・・・?」小首を傾げた。もし万が一にもレーゼフェアの記憶も戻っていたとすれば、ザグザゲルの効果がどういったものかは知っているはずだが・・・。
(レーゼフェアも演技として知らないフリだとすれば・・・)
胸の内でモヤモヤと渦巻く迷い。リアンシェルトの記憶が戻っていると知らなければ、レーゼフェアとも何も気にすることなく闘えていた。だがあの子の記憶も戻っているとなれば・・・。
(確かめてみるしかないか、やはり・・・)
魔力弾20発はレーゼフェアを避けるように床に着弾すると直径10m程の半球状に炸裂し、床に広がる触手を伸ばす影を一瞬にして消し飛ばしていく。影の本体から切り離された触手上部も宙に掻き消えて行き、俺の至近にまで迫って来ていた影剣も消滅した。触手を足場としていたあの子が「ふわっ?」ガクッと体勢を崩したが、背中に展開している魔力翼を活かしてすぐさま姿勢制御。しかしその僅かな隙を突いた俺は・・・
――
力神の化身
(
コード・マグニ
)
――
「捕らえよ!」
――リヒテンファーデン――
対レーゼフェア用に組んでおいた閃光系魔力によるバインドを発動する。サファイアブルーに輝く魔力の糸に四肢を拘束されたあの子は「閃光系とか面倒くさいなぁ、もう!」そう言って足掻きを見せるが、マグニによる強化を受け、なおかつ弱点属性によるバインドだ。時間を掛ければ破壊できるだろうが、その時間は与えない。さらにバインドの発光量を上げてやる。
(エオフェフにじかに接触しなければ問題はない!)
「ちょっ、眩しい! 眩しいんだけど!」
レーゼフェアの全身が閃光に呑まれたことで、影による脱出もバインド破壊も不可能となった。弱点属性がハッキリしているあの子は、俺の魔力と神秘がしっかりしていればおそらく“エグリゴリ”の中で一番弱い。だからこそ弱点属性の少ない風嵐系のフィヨルツェンとコンビを組ませていたわけだが。
「レーゼフェア!」
「なにさ! これで勝ったと思わないでよ! この部屋は影が出来やすいように設計されているんだから!」
――
影分身
(
トリニテ・アヴェーヌマン
)
――
レーゼフェアの強みは、自身の影だけでなく遠く離れた影をも支配できる事。現に俺やあの子から離れた地点に出来ている影から、あの子と全く同じ姿の人型の影が何十体と出現した。“エヴェストルム”の穂先に
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