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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
ANSURY其は恐怖に彩られし宵闇の化身なる者〜LeseFear〜
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変化させ、「ふんっ!」伸びて来る影剣を斬り捨てていく。
「マグニ!」
――
噛み砕け
(
コード
)
、
汝の凍牙
(
マトリエル
)
――
術式や魔力、身体能力を強化するマグニを発動した上で氷雪系の龍・マトリエルを発動。その巨大な口でレーゼフェアに噛みつこうとする。あの子はダンッと強く床を踏みしめ、「串刺しだ!」新たな影剣を床から突き出させて氷龍を迎撃した。氷龍は一瞬で破壊され、氷の破片がぶわっと周囲に舞った。それとほぼ同時に俺はあの子の背後へと回り込む。
「この・・・!」
振り向きざまの裏拳を繰り出すレーゼフェアだが、すでに俺は“エヴェストルム”の穂先を奴の脇腹に向け終えている。しかし発射するよりあの子の裏拳が到達した。
「ふえ・・・!?」
レーゼフェアが驚きの声を上げた。何故ならあの子の裏拳が空振ったからだ。とは言っても俺の鼻っ面をギリギリ掠るようなものだったが。
「惜しかったな!」
先ほどの氷龍には2つの意味を込めていた。1つは純粋に攻撃として。まぁ直撃すれば儲けもの程度としか考えていなかったが。もう1つが目晦ましとしてだ。迎撃された場合は、至近距離での攻撃へ移行するつもりだった。そのための下準備。氷の破片が光を乱反射させ、レーゼフェアの間合いを狂わせるというものだ。おかげであの子の裏拳の直撃は免れた。いや本当ギリギリだったが。
――
戦滅神の破槍
(
コード・ヴィズル
)
――
穂先より放った雷撃系砲撃の直撃により、「のわぁぁぁ!」レーゼフェアが吹っ飛んだが、宙で体勢を立て直して床に降り立った。しかしそこはまだ「攻撃範囲だ」と指をパチンと鳴らす。あの子の側に突き立っている光槍を爆破させると、あの子は「ひゃあん!」悲鳴を上げて閃光爆発に呑み込まれた。
「
第二派装填
(
セカンドバレル・セット
)
!」
爆破させた分以上の光槍を再展開させ、「ジャッジメント!」光に呑まれたままのレーゼフェアへ向けて射出して床に突き刺していく。
――
影渡り
(
シュルプリーズ
)
――
背後に気配を感じ、俺は床を蹴って前へ向かって跳び退く。アイリが『砲撃体勢!』そう教えてくれた直後、感じ取れていた気配からレーゼフェアの魔力が発せられた。
「そぉーーいっ!」
――
黒き閃光放つ凶拳
(
ソワール・エロジオン
)
――
急上昇しつつ反転したすぐに足元を砲撃が通過して行った。レーゼフェアは突き出していた右拳を背後へ振り戻した反動でダッシュ開始。そんなあの子へ向けて、俺は周囲に閃光系魔力スフィアを8基と展開。
「往けッ!」
――
女神の宝閃
(
コード・ゲルセミ
)
――
8発の上級砲撃を連射。レーゼフェアは「閃光系は通用しないって知ってるよね〜?」陽気な声で砲撃を殴って粉砕した。砲撃が粉砕されるまでの間に
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