62部分:第六話 霧の中でその九
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わけか」
しかしそれでも彼は笑っていた。口元には相変わらず余裕の笑みがある。
「感じられない。しかし匂いは」
彼にはまだそれがあった。鼻があったのだ。
「匂うぞ。そう、間も無く」
近付いてきているのがわかっていた。それに合わせて場所も変える。だがそれもまた封じられてしまったのだった。霧風の今度の行動で。
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