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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
番外編 文化祭に響く七人の歌声、そして新たに生まれる伝説
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ミサキに引っ張られながら全は目的地へと足を向けていった。
目的地である屋上に到着。何でも本当は運動場に設営したかったらしいが他の簡単な出店などが運動場を殆ど勝ち取っていった為、設営する場所がなかったのである。それゆえに仕方なく屋上に陣取っているのだという。
「来てみたはいいものの……やっぱり立ち見か」
「そりゃそうだよ。こういうのは立ち見って相場は決まってるんだから」
「決まってるんだな……」
何かしらのライブにでも行った事があるのだろうか。そのような事をミサキは言うため全は苦笑する。
『それじゃあ、第一回カラオケ大会を始めたいと思いまーす!』
そんな主催したクラスの女生徒らしい声が聞こえ、いよいよカラオケ大会が始まった。
順調にカラオケ大会は続いていき、エントリーしていた生徒は全員歌い終えている。一位の得点は九十点と中々の高得点だ。
しかし、エントリーしていた全員は終わったというのにまだ終わる気配がない。
「もうエントリーしていた全員終わったのにまだ終わんないんだな……」
「あれ?全、見てなかったの?これエントリーしていた全員終わった後、有志……まあ、歌いたい人がいれば出来る限りはそれに応えてくれるんだよ?」
「へ?そうだったの?」
ミサキにそう言われ、パンフレットを見てみると確かに書いてあった。
終わった後、一般客の参加も可能と。
確かに誰かが歌っていれば自分の気持ちも高揚して歌いたくなるというのも全にとっては分からなくはない。前世で仲間内でカラオケなどに行った時にも気づけば自身も歌っていたからだ。まあ、歌っていた曲が曲だったので少し引かれていたとは思うがそれでもそんなのは関係なく歌っていた。
『それでは、今から一般公募を行いますが……どなたか、歌いたいという方は「はいっ!はいはいっ!!」元気がいいですね……それでは、そこの元気なあなた、って!?』
司会者である女生徒が手を挙げている人を前に来るようにいうと、その人物を見た瞬間顔を驚愕に染める。
それもそうであろう、全も硬直してしまった。なぜならそれは全のよく知る人物だったからである。
「あ、アリシア……?」
「アリシアさんね。というか、他の皆も来てるみたいだけど……」
そう、手を挙げていたのはアリシアでそれに続くようになのは達も前にやってきたのだ。
「まさか、七人で歌うつもりなのか?」
「もしかしなくてもそうかもしれないねぇ……七人、か……」
「?どうしたんだ、ミサキさん?」
「七人と聞くと、アレを思い出してねぇ……前世で大好きだっただろ、アレ?」
「ああ、まあ、東吾さんの影響だったけどな……それでも、今でも歌
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