課外授業のデイウォーカー
ヴラディ家当主と面会×ヴァレリーとお茶会
[7/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
「また始まったな・・・・は・・・・そうだが・・・・それはそれで」
途中までよかったが、また亡者と話し始めたので俺の会話の輪に入る。聖杯の力によって会話してるヴァレリーと心眼持つ俺以外には見えない存在と会話してる、恐らく全員気味悪がってると思うな。今話してる亡者は、先程と同じ亡者でヒトの形や動物のような感じで鬼のような形をした奴らと楽しむ俺とヴァレリー。すると白音がオーフィスにも聞こえる風に言う。
「・・・・先輩も見えていると思いますが、ヴァレリーさんが話しかけているのは負の気が渦巻いています。先輩は心眼で見えてますが、私は見えない代わりに気配だけなら感じる事ができます」
「・・・・我も分からない、でも気配なら何となく感じる負のオーラ」
亡者だから負のマイナスパワーだと思えばいいし、白音は仙術の応用で得体の知れない気配まで感知すると黒歌が言ってた。玉座の間でも黒歌は気配だけで理解してたそうだし、仙術や幻術もマスターしたし波導を使った技の応用編をしてるらしい。俺と黒歌も嬉しい事だが、この先もっと成長しそうだしヴァレリーはふと天井を見上げて儚い表情で呟く。
「・・・・ギャスパーはお日様を見た事あるのよね」
「うんそうだよ。僕はデイウォーカーの力を持っているから、外に出た事あるけど出られたのは今年の夏になった頃かな。それもこれも先輩のお陰なんだよ〜・・・・それにヴァレリーだってそうじゃないの?」
「そうなの、一真さんのお陰で。でも私は外に出た事は一度もないわ、一度でいいからお日様の下でギャスパーとお茶がしたい。ピクニックってとても楽しいものなのでしょう?」
ギャスパーの言葉で、俺の方を向けたので話した。まだ神器のコントロールが出来てない頃、結界が張ってあるのに遊びに来た事と神器と外に出れる訓練をした事を。それについてはリアスも知らなかった事だったからか、黙ったままになってた。
ギャスパーとは対照的にヴァレリーは一度も外に出た事ないからか、ギャスパーと一緒に外へ出てみたいと語る。ヴァレリーはずっと幽閉されてたから、外の空気とかも知らんのだろう。
それと聖杯の力が覚醒した事で、想像可能な拘束されてた。俺らは普通に太陽光に当たって暮らして、たまに俺は太陽光を武器に使用する。彼女にとっては非日常なのだろうな。
「だったら、俺らと一緒に行こうか?でもそれじゃ大所帯になるから、オカ研メンバーと一緒に行ったらどうなんだ」
「それはいい提案ね。まあCB側と一緒だと大所帯な旅行になってしまうから、私達と一真で日本の行楽地に行ったら面白そうだわ」
「まあ、それは素敵だわ。お日様の下で皆とピクニック、とても楽しそう」
「それに案内役はギャスパー、お前だ。お前が案内した方がヴァレリーにとって良い事
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ