課外授業のデイウォーカー
ヴラディ家当主と面会×ヴァレリーとお茶会
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環境下で生きてきたか、察する程に分かる事。
「塔城小猫さんは美味しいお菓子を沢山知ってるでしょう?日本にはどういうのがあるのかしら?」
「えーと、私が好きなのは・・・・」
そこからは他愛もない会話であった、俺達からすれば日常的な会話だがヴァレリーからはどれも新鮮な事なのだろう。あとはこちらの会話で、ずっと興味津々のような感じで好奇な質問をしてくる。菓子について俺は作れると告げると何が作れるの?とか質問が飛んでくる。
リアスは俺の料理を食べない方がいいと言うが、まあそうだろうな。女性のプライドを粉々にする程の美味しさだし、そう言ったリアスにヴァレリーは一度でいいから食べてみたいとまで言い始めた。
「そうなの。ギャスパーが女の子の格好をするのは小さい頃に私が着せさせて遊んでいたからなのよ。最初は嫌がっていたけれど、いつの間にか自分から着るように・・・・うふふ♪」
「ヴァレリー!それは言わない約束だったでしょ!」
「なるほど、ギャスパーの女装癖はそこから始まったのか。こりゃ傑作だな!」
「先輩!皆には言わないで下さいよぉ!」
「分かっているって。あとはそうだな・・・・『闇ギャスパーよ、何時頃バラそうか』」
『俺はバロールの欠片だから、俺の事はバロールと呼んでくれ。魔神とはいえ神同士なのだから、あとは一真の許可でいつでも出れる。それに神性は無くなっているが、それを与えてくれる一真に忠誠を誓えるね』
『ならそう呼ばせてもらうが、同じ神というかお前の場合は魔神で俺は神の頂点である創造神。まだバロールについて秘密にしておきたいし、まだ闇ギャスパーのままにしておくとする』
俺は闇ギャスパーと念話してたが、表の部分も気軽に入って来れるけどヴァレリーと会話してる。気付く者はいないし、ドライグ達だけ気付いてるが俺らの会話に口を挟むなと言ってる。女装癖はここから始まった事なのか、ぬいぐるみを抱かないと寝れない癖は直ったと聞かれるギャスパー。二人の様子は和むかのような如く、ギャスパーもヴァレリーも遠慮なく会話してる。
「いいわねぇ。私も日本のケーキを食べてみたいわ、特に一真さんの手作りケーキを食べてみたい。一真さんは神様なのだから、きっとケーキにも神秘的な美味しさがあるような気がするの。私、血よりもお菓子の方が好きだわ。人間の血の方が濃いのでしょう、うふふ」
「僕は先輩の血なら飲んだ事あるよ。デイウォーカーだけど、先輩の血は紅茶よりも美味しいんだよ。神器や神様の力をカットしているから、僕は影響ないんだよ」
「あら、そうなの〜。私も人間の血は飲んだ事あるけど、余り血の味は好きじゃないけどギャスパーが言うのならとっても美味しいのよね〜・・・・そうよね。・・・・分かるわ。・・・・けれど、それは・・・・
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