課外授業のデイウォーカー
ヴラディ家当主と面会×ヴァレリーとお茶会
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代物。それを見てショック死しない方が可笑しいと俺は思う」
グレモリー眷属達は訝しげになるけど、俺の口によりそれはヴラディ家の者でしか知らない情報を知ってる事で驚いた顔をしていた。闇ギャスパーについても知ってるし、実際表に出て来た時も俺以外全員が闇のオーラが誰なのか分からず仕舞い。
当主の代わりに言った事でも理解出来ないでいるが、朱乃と白音以外のグレモリーが知っているギャスパーと俺らCB側とハイブリッドとヴラディ家当主が知っているのとは大違いなはず。
「やはりCB側は何でも知っているそうで、こちらが絞り出すように口をしたとしても」
「まあな。闇ギャスパーを覚醒させたのは俺だし、端末にある報告書によると生後まもなくヒトの形をしてない黒く蠢く不気味な物体が腹から出て来た。何かが母体より生まれてヒトでもなく吸血鬼でもない化け物と言える代物が宿ってた事。それにより母親はそれを見て精神異常が発生し、そのまま死に至ったと」
「その通りでございます。死に至りその場に居合わせた産婆を含めた複数の従者達も数日の内に次々と変死しました・・・・恐らく呪殺だと思いますが、ここまでお話を受けてもCB側だけは顔色変わらずのようで」
「現状知ってるのは俺だけだが、ある程度の情報共有させてるから問題無い。俺の許可無しで表に出てこないようにしたし、皆もある程度の事は知ってるからな。でだ、無意識の内に振りまいた呪いと聞いてるが、生後数時間で闇から通常の赤ん坊へと変化した。そん時には既に母親は死別してたが」
「一真さんが話してるのは事実でしょうし、ここに来る前に闇ギャスパー君から表に出て来た事により力については知ってました。やはり貴方から聞いた通りでしたので」
吸血鬼との会談や冥界での危機後、俺らとの話し合いにて出て来た事も知ってるグレモリー眷属。表裏一体となってるが、表に出るとギャスパーの口から発する言葉は直接脳へ話しこむテレパシーみたいに聞こえる。
真の姿について本人も知ってるし、何時戻るか分からないからヴラディ家当主は刺激したくなかった。無言で頷いてたヴラディ家当主だし、事情知らん近縁者が時間停止の神器を薄気味悪がってた。
「・・・・CBとグレモリーの皆さん、我々はアレを吸血鬼としても人間としても認識出来ないのですよ。異物の存在としか識別出来ないのですが、アレをハーフ扱いと言う一応な対応はさせましたが正しかったかについては未だに分かりません」
「まあそうだよな。当時のアンタからしてみれば最良の策だったかもしれんが、正体不明のまま外部に出したとしても。だが現在悪魔となって仲間の一人となった奴であるし、後輩でもあるが例え闇に染まってようがグレモリーにとって仲間にしか思えんよ」
「・・・・ギャー君は私の大事な友人です
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