課外授業のデイウォーカー
ヴラディ家当主と面会×ヴァレリーとお茶会
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レモリー様の『女王』姫島朱乃と申します。お隣にいらっしゃる一真さんと共にご挨拶だけでもと思いまして、この場に馳せ参じさせて頂きました」
俺達は全員揃ってるが、リアス不在のグレモリー眷属の長は朱乃となる。俺はフランクに挨拶したが、朱乃は失礼のないよう優雅に振る舞った。男性は主に俺を見て驚いていたが、男性は頷いてからソファに座るように促した。
「どうぞ、お座り下さい・・・・アレ、いえ、ギャスパーについて話をしに来たのですよね?」
用件がすぐに理解できたようだけど、俺と朱乃がソファに座りアグニ達と祐斗達はその背後に並ぶよう立っていた。面影があるかもしれんが、ギャスパーよりも顔色が悪く作られた感じの顔付きで影もなく純血の父親と思える。ギャスパーをアレ呼ばわりすると言う事だが、俺や他の仲間達には嫌悪感無し。
「改めてだが俺の正体は知っての通り、創造神黒鐵と言えば理解できるかな?」
「まさかとは思いましたが、目の前にそのオーラを感じますので本物なのは確かなのですね。私はリアス様と既に話をしてまして、お互いが知っているアレの情報交換をしました。今後アレの処遇を巡ってグレモリーとヴラディでどうしたら良いか話し合いを進めていました」
「その時にここへ召喚召集されてそのまま幽閉されたのだろう。静かなクーデターが起きたにも関わらず、ツェペシュ王が退かれる事も想像しなかったらしい。幽閉後、マリウス側がギャスパーにリアスをここに連れてくるよう命じられた。ま、誤算として最強と言われたCBまで来るとは思わなかったんだろ?」
「全くその通りです。やはり神を目の前にして動揺などはしておりませんが、驚愕とも言える格好になって申し訳ない。とりあえずアレについて説明しますか」
話の内容の割に落ち着いてはいた声音のようだ、特に動揺はしていないが主に俺を見る目がな。まさかこんなとこで創造神黒鐵に出会えると思わんし、当主の口から出たアレ発言に引っ掛かりを感じてる。闇の正体に関して俺しか知らんし、表に出て来たとしても闇ギャスパーとしか情報公開されてない。
「アレ、ですか」
「アレは・・・・ギャスパーは悪魔としては機能しているのですね。リアス様からそれを聞き、正直驚きました」
「・・・・ギャスパー君のお母様はやはり・・・・」
実の父親からアレ呼ばわりする自体が、もう許されない事であり真実をギャスパーの闇から語った事で俺はもう熟知してる。まあ純血と非純血で区別しているそうで。朱乃がそう聞くとヴラディ家当主は首を縦に振る。
「ええ、既に亡くなっております。アレを産んだ直後にね」
「難産だったと?」
「・・・・いえ、ショック死です」
「そりゃそうだろうな。母親の腹から産まれたのは、とても禍々しいオーラに包まれた闇全体の
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