第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change3:白き戦闘狂〜Trial test for class attendance〜
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している。
「ほら、お前は今代の赤龍帝だろう。さっさと名乗ったらどうだ」
「お、おう…。俺は兵藤一誠だ!!」
「羽衣九狐じゃ。まあ種族は羽衣狐じゃ」
俺たち四人はは軽く挨拶を交わす。
「さて、単刀直入に聞くぞ。こんな日にどんな用件で来たんだ?大方今代の赤龍帝のイッセーの様子でも見に来たのか?」
「まあ、それもあるがもう一つ。君、神無月進の様子も見に来たのさ」
俺か?まったく堕天使の幹部の次は伝説の白龍皇かよ…。
「なんで俺もか…と言いたいが、大方俺がコカビエルを倒したのが原因だろうな」
「ほう…まさか自覚しているとはね。さすがと言ったところか…」
「ま、その白龍皇の意見には妾も同意じゃ。シンは見ていて飽きないからのう」
まったくこうも伝説の存在に目をつけられるとはある意味迷惑だな……。
「なんか、シンもいろいろと大変だな…」
お前のあの修羅場に比べれば幾分かましに思えるからお前も大変だと思うぞ?
まあとりあえず…。
「お互いがんばろうか…イッセー」
「ああ、シンもな…」
こうして考えると生前もこんな気苦労があったような気がするな…。
いや、思い出すのをやめよう。これ以上考えるといやな予感しかしない。
すると、ヴァーリが挑戦的な笑みを浮かべて尋ねてきた。
「神無月進、兵藤一誠、羽衣九狐。君達は世界で何番目に強いと思う?」
「ちょっ!?いきなりそんなこと言われてもなぁ。まあかなり下じゃね?」
「妾はそのようなことには興味は持たぬのでな」
世界で何番目…か。
「さぁな。俺は自身の強さがどのくらいかなんて判らん。それに俺は目の前の敵を、仲間に危害を与える存在、そして俺の目的を妨げる存在がいたら殺すだけだ」
「そうか…。それにしても兵藤一誠。君は自分のことを過小評価しているようだが少し違うぞ」
「へ?どういうこと?」
「君は確かにコカビエルとの戦いのときは何もできていなかったが今の君はそのときよりも強いオーラを感じる。しかもあれからの時間から考えるとイレギュラーすぎるほどの成長だ。今の君ならコカビエル相手にいい戦いができるだろう」
「お、おう。なんかありがとうな…」
イッセーはぎこちない笑顔で返す。
まあヴァーリのいったとおりイッセーは短期間で急激な成長を遂げている。まあ、これはあの修行を耐え抜いた精神とイッセーの覚悟の強さの賜物だな。
「それに羽衣九狐。君はコカビエルの一撃をいとも簡単に防ぎあまつさえ神無月進とコカビエルとの戦いの余波殻仲間を守ったほどの実力だ。君はおそらく強者の部類に入るだろう」
「お褒め頂感謝するぞ。白龍皇」
確かに羽衣はかなり強い。正直に言うとおそら
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