第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change3:白き戦闘狂〜Trial test for class attendance〜
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
解だよ〜!ご主人。そのときはおじさんがんばっちゃうね!ギャハハハハ!!』
「よし、羽衣行くぞ」
「了解じゃ」
今日は授業参観の日。損らいなら俺と羽衣は普通に登校するのだが、どうやら学校の校門にあまり着てほしくない客が来ているのを早朝から感知したため警戒をして登校する所だ。
念のためその客が暴れたときの対処として主任にスナイパーとして後方に援護に入ってもらうかたちで出迎える。
「それにしても本人は気づかれていないつもりかのう。まるで戦意や敵意が感じられんな」
「さあな。だが一応警戒はしておこう。なぜならある意味イッセーと因縁がある存在だからな」
「そうじゃのう。出来ればイッセーと会う前にお主わらわと接触をしたいところじゃが」
まったくだ。よりによって授業参観の日に来るとは迷惑極まりない。
恐らく…いや確実にこの日リアス部長とソーナ会長関連でVIPが確実に二人来るしな。
「俺と同じ時間に登校なんて偶然だな!!」
イッセーと途中で会ってしまった。
正直俺としたことが忘れていたな。今日はイッセーが日直だった事を。
仕方ない。正直あまりイッセーを奴と邂逅させたくはないんだが、この状況じゃ仕方ないな。
一応イッセーも以前と比べればコカビエルといい勝負ぐらいには強くしているからな。まあ、『禁 手』に至ればだが……。
そして俺と羽衣、イッセーは校門に着くと校門に寄りかかるように銀髪の男性が立っていた。
「やあ、いい学校だね」
「えっと……まぁね」
イッセーがぎこちない表情で挨拶を交わす。
俺は単刀直入に言わせてもらうが。
「いったいこんな時間そしてこの場所に何のようだ今代の白龍皇」
「なにッ!?」
「……」
俺の発言に驚きを隠せないイッセー。
何せある意味自分と因縁がある相手の名前を聞いたら驚くのが普通だろう。
羽衣は最初からわかっていたため沈黙しているが。
「気づいてたのか?」
「コカビエルの一件の時は鎧を着込んでいたが、エネルギーの波長と声紋ですぐにわかる。それに前回とは違い気配を隠す気ないだろう?」
そう、俺が感じ取ったあのときの反応にこいつの波長も混ざっていた、微量だがな。
「たいした洞察力だな。さすがコカビエルを跡形もなく消し飛ばした実力はあるな。名前を聞こうか異質な兵士殿」
「名前を尋ねるときはまず自分から名乗ったらどうだ。それが初対面の人間に会う礼儀か?」
「おっと、これはすまないことをした。では、改めて自己紹介しよう。俺の名前はヴァーリ。今代の白龍皇だ」
「神無月進。兵士だ」
そしてイッセーが名乗る番だが、状況が飲み込めていないかあたふた
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ