第三章 X《クロス》
浸食
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はじけて向かい、うねうねと様々な軌道を描いて向かっていった。
「あァァァアアアアアアアアあ!!!」
ドンドンドンドンドンッッッ!!!
砲撃と弾丸がぶつかり合い、次々と砲撃の方が消されていく。
そして・・・・・
「が・・・は・・・・」
「強力だな。まさかこちらの弾丸が二発しか届かなかったとは」
地面になのはが倒れ、ブロッサムアンデットがその姿を見てもう一度腕を向けた。
そして、その先端にエネルギーが集まり、砲撃が放たれ・・・・
「危ない!!!」
それはなのはに命中しなかった。
倒れてしまったなのはを、長岡が走りこんできて抱え込みながら転がって回避したのだ。
しかし、それを見てあきらめるわけもない。
長岡も処分しとかないと面倒になる人間だ。ここでやれるのならばやっておいてしまいたい。
そして再びブロッサムアンデットが砲撃を構え、その右手から撃ち放つ。
ドンッ!!という爆炎と爆音が響き、長岡となのはの姿が消えた。
しかし
「ガウワウ!!!」
「む?」
その煙の向こうから、凩が飛び出してきてブロッサムアンデットに向かって噛みついてきたのだ。
みると、全身の毛が妙に焦げ、血も滴り落ちている。
煙の向こうに二人の気配があるところをみると、どうやらこいつがかばって、そのまま攻撃してきたのだろう。
「邪魔」
「ギャう!」
しかし、その凩を適当な感じで腕をふるって叩き落とし、空いた天井からを空を見上げるブロッサムアンデット。
「そろそろ退却か・・・・これ以上固執してはほかの戦士に狙われかねんな」
そう言って、ブロッサムアンデットが巨大な幹の上に飛び移っていき、地上へと出る。
また一人、奪われてしまったのだ。
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「おいおいおいおい!!「EARTH」から火が上がってんぞ!!」
「だーかーら、そう連絡で言われてたじゃない先輩!」
「僕らも急ごう!!」
「よっしゃ!!」
「なにか・・・いやな予感がしますねぇ・・・・」
デンライナー内部。
「EARTH」上空を走ってやってきたそれの乗車車両で、野上良太郎とイマジンたちがこれから参戦しようと意気込んでいた。
隣にもゼロライナーが走ってきている。
バチッ!!
「アダッ!?」
「ど、どうしたのモモタロス!?」
「わかんねぇ・・・・扉に触
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