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世界をめぐる、銀白の翼
第三章 X《クロス》
宴会
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『『『筋肉ルート一直線ッッ!?』』』




そんなこんなで始まる野球拳。否、内容からして逆野球拳というべきか。

いっせいにやってもしょうがないので、チームに分かれることにした。



着せ替え人形チーム

理樹、エリオ、小毬、クド、鈴


お着換え推奨チーム

来ケ谷、西園、葉留佳、キャロ、スバル


勝敗調整チーム

真人、謙吾、ティアナ、ルネッサ




「「一部の女子からの明らかな悪意を感じるんですが!?」」

「というか何じゃこのチーム名はーーー!!」

「どうした鈴」

「どうしたじゃないわボケェ!!」

「(ズゴシッ)なんで俺ッ!?」



恭介が鈴をなだめようとするのだが、なぜかそこでハイキックを食らうのは真人だった。
お約束とは恐ろしい。



「むっふっふ、鈴君や理樹君、そして今夜はエリオ君と、より取り見取りのラインナップ!!」

「それを俺たち調整チームがどうにかしてお前らを負かせる、ということさ!!」


「面倒なチームに振り分けないでくださいッ!!」

「と、言うわけで頼んだぞ、リーダー」

「私が!?恭介さんは!?」


「俺はほら、審判だから」

卑怯である。



「と、言うわけでくっちゃべってないでいくぞ第一回戦!!」




クドVS来ヶ谷VS真人




「「「やきゅ〜う〜ぅするな〜ぁら〜、こういう具合にしやしゃんせ〜・・・」」」


「アウト!!」

「セーフ!!!」


「よっよいの、よい!!!」



グー、チョキ、パー!!



「あ、あいこですねぇ」

「危なかった・・・ナイスパーだ、真人少年」

「へ、いいってことよ。パーを出すならオレしかいねェからな」

「ああ、君以上にパーな人間はいないさ」

「へへっ、照れること言ってくれるじゃねえか来ヶ谷の姉御よ」



「真人ーー、暗に貶されてるぞーーー」




「言うのもかったるくなったので簡単に行くぞ!!」


「「「じゃんけんポン!!」」」



チョキ!チョキ!グー!!



「わふっ!負けましたぁ〜」

「なん・・・だと・・・・!?何をしている真人少年!」

「す、すまねぇ。力を籠めたら握力を最大限に発揮しちまったぜ・・・恐ろしい筋肉だ」




「では!!勝者の真人は何か着せたい衣装を!!!」

「や、やはり筋肉肉襦袢を!?」

「いや・・・全身を鍛えるサスペンダーかもしれんぞ!?」



「おいおいお前ら、俺だからってすぐにそういう決めつけは良くないんじゃないかい?」

「え?じゃ
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