暁～小説投稿ｻｲﾄ～:『ふたりごと』『10歳と12歳』

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『ふたりごと』

『10歳と12歳』
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いで(笑)】

『関係ない!ｵﾏｴは俺の友達や!今からやけどな!』

【意味解らんし】

『知らんのか？友達は友達んちで飯くってってもえぇんぞ!』

【何それ初めて聞いたし】

『常識や!覚えとけ(笑)』

【絶対嘘やし。そんな常識無いやろ】

『もーうっさい!黙って着いて来い!』

【痛いって!ひっぱんなや!】

『放したら逃げるやろ？』

【いやいやマジで親が迷惑がるし､わざわざ嫌がられに行くんアホやんか。無駄に傷つくだけやし勘弁して!】

『ｵﾏｴ俺の親ﾅﾒんなよ。ｵﾏｴが来て嫌がるような親ちゃうわ』

【...え...ﾏｻﾞｺﾝとかゆうやつ？】

『うっさいわ!親好きで何が悪いんぞ!』

【悪い言うてないし】

『羨ましいんか(笑)』

【...ｱﾝﾀがめでたい性格なだけやろ(笑)】

『てかﾎﾝﾏ俺んち飯めっちゃ美味いし食ってけって!』

【...ｱｲﾂおるし嫌やわ。何言われるかわかりゃせん】

『あー､弟は俺に逆らわんし平気!』

【いや､マジで遠慮する!関係無い人に甘えて迷惑かけたないし!】

『おいっ!逃げんなやっ!』

【バイバーイ(笑)】

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