『5歳と10歳』
[2]次話
【なぁ、死にたいなぁ思う時無い?】
『あー、あるで』
【どないしてんのん?死ぬん試したことは?】
『んなもんせんわ(笑)』
【なんで?死にたいんやろ?】
『なんでって「死にたい」と「死ぬ」は、ちゃうやろぉ』
【死にたいから死ぬんちゃーん?】
『ほな殺したいから殺すんか?』
【本気で殺したいなら殺す】
『おまえ捕まるわ、そのうち(笑)』
【捕まったって別に何も困らん、むしろ捕まった方が家よりええ環境かもしれん】
『おまえ素直過ぎ(笑)』
【我慢して我慢して、それでもやっぱ無理やから死ぬんやんか。殺す場合も、我慢できひんからやろ?】
『そら異常な奴はそぉなんやろなぁ』
【ほな異常なんや、うち。うん、いつかやらかすかも(笑)】
『笑うなや怖いなぁ(笑)』
【せやって普通ちゃうもん、うち。】
『おまえんちは、まぁ俺んちより異常やけど...』
【せやろー(笑)おかしなるって、あんな家おったら】
『俺は幸せなんかもしれんなぁ。少なくとも、おまえより...』
【何言うてんの。全然幸せちゃうし。うちと比べて幸せとか嬉しぃ事ちゃうしチャント幸せんなってやぁ】
『俺が抜け出せたら、おまえ助ける!待っときぃ!』
[2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ