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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:43 混沌の支配者
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コスモリースが盾を広げたのを見てクロスオリジンは攻撃をやめる
「トリプルドライブ!」
【炎獄の封竜騎士】トリガーなし
【封竜 ターボリン・ドラコキッド】クリティカルトリガー
【封竜 フランネル】トリガーなし
「効果はすべてジャカードに!ジャカード!」
「ガード」
メテオライガーが突っ込んできたジャカードに向けて力強く吠える
それを見たタツヤはため息をこぼした
「ターン終了時にドスキンを解呪、ほんと、容赦ねえよな、ユウカは、何のクランを使っていても」

タツヤとユウカは古い付き合いだった
お互いの父親が親友同士
よく二人でファイトしたものだ
だが幼い頃のユウカは
「煉獄竜 ボーテックス・ドラゴニュートでヴァンガードにアタック」
「また負けたぁ〜」
決めるべきタイミングを見極める洞察力の高さは幼い頃から変わらない
だが幼い頃のユウカはかげろうを使っていた
それがある時期からリンクジョーカーを積極的に使うようになっていた
タツヤはその理由を知らない
親しい間柄ではあるが、教えてもらったことなどない
「ファイナルターン!」
それでも、タツヤは知っていた、どんなクランだろうと、ユウカは父がくれたヴァンガードが大好きだということを
「ビッグクランチ・ドラゴンのスキル!ジャカードとドスキンをオメガロック!更にカオスブリンガーとコロニーメイカーをコール、コロニーメイカーのスキルでジンクをコール」
いつもクールな彼女だが、心の底からファイトを楽しんでいるということ
ビッククランチ・ドラゴンの攻撃がブロケード・インフェルノに炸裂する
【炎獄封竜 ブロケード・インフェルノ】

「いやー、参った参った、相変わらず鬼強だな」
「そんなことないわ、タツヤも強くなってた」
そう言って笑顔で握手を交わす両者
「本当は勝って聞かせてもらうつもりだったんだけどな、お前が星輝兵にこだわる理由」
タツヤのこの言葉にユウカは驚いた表情を見せると
「タツヤになら、教えてあげてもいいのに」
「いや、やっぱいいや、今度こそ俺が勝つからさ、そん時にでも聞かせてくれよ」
そう言ってタツヤは控室に戻っていく
その背中をユウカは笑顔で見送ると入場してきたミライに声をかける
「それじゃ、後はお願いね」
ユウカの言葉に頷くとミライはデッキを手に取った

「いやー、負けた負けた、やっぱきついわリンクジョーカー」
「気にするな」
頭を掻きながら戻ってきたタツヤを励ますソウジ
「次は俺の番だ」
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