0003話『居候』
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うちには榛名さんと似たような感じの人が何人かいますから話してみるといいと思うのです。とっても強い人たちなのです!」
「私と同じ…? それって…」
つまり、どういうことだってばよ?いや、ネタを挟んでいる場合じゃない。
最初に思っていたまだ稼働してそこそこの鎮守府にある照明弾…。
そして照明弾を持ってくる艦娘と言えば…。
まぁ、考えてみるより行動あるのみだね。
そして私は鎮守府の母港に入れさせてもらう。
まずは提督に報告という事で全員艤装を消していた。
それで私も習って艤装を消してみた。よし、普通に消えてよかった。
そこで今まで黙っていた妖精さんが話しかけてきた。
【提督さん。もしかしたらここには仲間がいるかもしれませんよ】
私にしか聞こえない声で妖精さんは話しかけてきてくれた。
やっぱり。だとすると思い当たるのは…。
とにかく電ちゃん達に着いていく。
そして執務室に到着すると電ちゃんがノックをすると扉が開かれてそこから白い提督服を着た女性の人が姿を現す。
「電ちゃん! みんな! 無事だよね!?」
現れた提督?は電ちゃんに抱き着いて他の三人にも頭を撫でたりしている。
特に暁ちゃんの大破姿を見て、ひえーーー!と比叡のように声を上げている。
それでしばらく時間が過ぎて、
「あ、あの…司令官さん。榛名さんが困っているのです」
そこでようやく気づいてくれたのだろう電ちゃんが私の事を話に出してくれた。
「あ、そうだったね。ごめんね」
「いや、大丈夫だけど…」
「よかった。それじゃまずは自己紹介かな。私はここの鎮守府の提督の『久保祥子』です。うちの子達を助けてくれてありがとう」
「いえ、こちらもたまたま見つけたので助けられてよかったです。あ、私は榛名です。よろしく」
それで久保提督と握手を交わす。
「…それにしても最近は鎮守府の場所が分からない艦娘の子達が多いのかな? あなたも含めてだけど」
「それってどういう?」
「うん。うちには六人くらい所属不明の艦娘がいるんだけど中々うち明かしてくれなくて…」
それってやっぱり、そう言う事なのかねぇ…?
「すみません。できればその艦娘の人達と会わせてもらっても構いませんか?」
「いいよー。今は宿舎にいると思う。全員部屋から出たがらないから多分今も一緒にいると思う」
「わかりました」
「私が案内するのです」
「お願いね。電ちゃん」
「それじゃ暁は入渠してこようか。雷は私のとこに、響は暁をドックへ連れて行って」
『はーい』
それで各自行動を起こす。
「それじゃ、榛名さん。着いてきてください」
「了解」
電ちゃんに案内されながらも宿舎へと案内されていった。
見れば宿舎にはまだ空
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