旧
12話
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、影の転移で目星をつけた貯水池に飛び、こちらに気付く前にキャスターを斬り殺す。マスターの方はラインで縛り上げておく。今は、楽器に作り変えられてしまった二人の子供を救うのが先決だ。
他に眠らされている人数から言えば我慢できなくなって、ちょっとしたつまみ食いだったのだろう。それが逆に助かった。この状態で二人なら救える。キャスターのマスターは人体を知り尽くしている。どうすれば生きたまま変形させれるかを。逆に言えば人体を知り尽くしていれば元の形に戻せる。そのあとに魔術で治療してやればいい。一人目を半分ほど元に戻したところでライダー達が現れる。
「なっ、まさかセイバー、お前が」
「黙ってろ!!手元が狂ったらこの子達が苦しむことになるぞ!!」
「坊主、よく見ろ。セイバーの奴は元に戻しているだけだ。だが、死なせてやった方が良いのではないか?」
「治療できるから楽にせずにいるんだろうが!!この子達を救いたいなら邪魔が入らないように見張ってろ!!」
形を完全に元に戻して聖母の微笑の力をラインで流し込んでやりながらもう一人の方も組み立て直す。一人目で慣れたのか、簡単に元に戻すことに成功した。記憶は消しておいて精神が安定したのかはあとで確認しよう。たぶん、大丈夫だとは思うが。
「さて、ここからもう一仕事だな」
「何をする気だ、セイバー」
「因果応報。最後は自分を作品に仕上げて殺人鬼は人生の幕を下ろしてもらう」
ラインで拘束してあるだけのキャスターのマスターを見下ろして宣言する。
「安心しろ、お前の作品よりも綺麗に仕上げてやる。痛みは強烈だがな!!あっ、見たくないなら帰った方がいいぞ。子供はオレの方で保護するからな」
「あ、ああ、うん、分かった。えっ、というか同じことができるの!?」
「オレなら作品にしたあとも富通に生き永らえさせることもできるな。結果だけは見せてやる。明日の新聞を見てみろ。一面を飾ってやる」
青い顔をするライダーのマスターとにやにやしながら去っていくライダーを見送り、子供達は念のためにアインツベルンの城に送り、マスターには念話で事情を話してから、何かあれば令呪を使うと言われてから作業に移る。作業をしながら影の中に分身体を3体ほど作り出し、オレとマスターたちを監視しているアサシンと思われる反応に送り込む。念話なんてするから場所がバレるんだよ。居場所のばれた暗殺者なんて怖くもなんともない。似たような反応があちこちにあるから一つずつ虱潰しにするか。分身体の2体にはマスターとアイリスフィールの影で護衛に、残りの一人で暗殺者同士の死闘だ。おっと、ちょっと雑になったな。元に戻してっと。よし完成。あとは箱に詰めて警察署の前にでも置いておくか。
「ふむ、ランサーとキャ
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