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ハイスクールD×D 黒龍伝説

9話
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身が面倒を見てやりたいと思っています。ありえないと思いたいのですが、報復や再度拉致して魔獣創造を持っていないことからキレて殺される可能性を考えると」

「なるほどね、その可能性も考えられるか。まあ、私個人としてはそれで良いと思うよ。もちろん、影から護衛を何人かつけたりすることになると思うけど、基本はそんな形になるかな?」

「ありがとうございます。では、報告です。成果としては英雄派の活動資金、現金で約7億円、各地に用意していたと思われる拠点の土地の権利書とその土地にある建造物合わせて約150億円、生活物資が200人で1ヶ月分ほど、神滅具の魔獣創造に合わせて黄昏の聖槍、神器が83個、内56個が禁手、フェニックスの涙が62個、それとは別に純度の低い物が371個、魔剣6本、幹部クラスと思われる3名を殺害、1名を保護、首領らしき曹操の右足を膝上から。これで残りの戦力は神滅具絶霧を持つゲオルグと神器持ち数人と言ったところのはずです」

「「「やりすぎ」だ」じゃ」

「あと、今回のために用意していた拠点を解体するために発破も仕掛けてきてます。これ、起爆スイッチです」

影の中から起爆スイッチを取り出してテーブルに置く。

「トリガーを引きながらカバーを外してスイッチを押せば爆破可能ですので。今、奴らが戻ってきているのなら一網打尽ですよ」

「いや、いいから。それで、被害の方は?」

「安静にして全治1週間位だと思います。黄昏の聖槍に貫かれた傷が治りにくいので。それと衣装一式が使えなくなったぐらいですね」

「戦果と被害が釣り合ってねえな。何度でも言うが、やりすぎだ」

「やれることをやった。後悔も反省もしない。心配をかけたことだけは後悔も反省もする。すみませんでした」

「素直に謝るのは良いところだけど、お仕置きは確定ね?」

「怪我が治ってからでお願いします」

土下座をしながら輸血パックを使い切ったのでラインを使って新しい物に交換する。

「えっと、結構まずい?」

「まずいと言えばまずい状態です。適当な縫合だけで済ませてるので輸血を絶やすと死にますね。在庫は十分にあるので今のところ問題はありませんが」

「なんでそういうことを淡々と話すかな!?アザゼルちゃん、医療部隊医療部隊!!」

「ミッテルト、緊急用の保存溶液と培養槽だ!!急げ!!」

「いえ、そこまで慌てなくても」

「うるせえ!!お前は黙ってろ!!セラフォルー、こいつの手綱をしっかり握ってろよ。もしくはちゃんと調教しろ。毎回こんな感じじゃこっちの胃のダメージの方が大きいぞ」

「ごめんね、ちゃんと躾け直してみるから」

そんな話をしている内にミッテルトさんが毎度お世話になっている培養槽を持ってきたので大人しくそれに入り、別
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