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ハイスクールD×D 黒龍伝説

7話
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ゼノヴィアさんと兵藤だけは先にリタイアさせておきたかったのです。あの二人は、なんというか、まあ、あれですので」

言葉を濁して答えたのだが、スタッフの方々も苦笑いしているのでわかってもらえたようだ。




さらに後日、セラフォルー様に呼び出され兵藤の家の地下に朝早くから呼び出された。この場にはグレモリー先輩とその眷属、会長とその眷属、スコルとハティ、セラフォルー様にサーゼクス・ルシファー様、そしてグレイフィア様が揃っている。

「みんな、集まってくれてありがとう?今日は色々な面白い物を見せようと思って集まってもらったの☆」

この時点で若干嫌な予感がした。会長も何かを感じ取ったのか若干身構えている。そして始まったのはオレが眠っていた間にあった若手悪魔へのインタビュー。これはディオドラ・アスタロトが禍の団に所属していたために放送されずに破棄される物だったのだが、それをサーゼクス・ルシファー様が回収していたのを持ってきたのだそうだ。そのインタビューの中で乳龍帝という単語が聞こえてきた。詳しくは後々分かるとセラフォルー様が言うことで引き下がる。

次は、先日オレが受けたインタビューだ。これを見てグレモリー先輩達が落ち込んだが、仕方ないと割り切った。あとはエクスカリバーとアロンダイトの雑な扱いに突っ込まれた。

「失礼な、もはやエクスカリバーとアロンダイトはオレの体の一部だ。自分の体を雑に扱う者などいないだろう」

「「「「「「「「「「ダウト」」」」」」」」」」

アルジェントさんとスコルとハティを除く全員にダウトをコールされてしまった。

「あなたは一度、自分の命を投げ捨てたことがあるでしょうが」

会長にそう言われてしまうと反論できない。くっ、ここは引き下がるしかないのか。ちゃんと手入れもしっかりしたのにな。

続いて流れた映像は、『乳龍帝おっぱいドラゴン』

頭がいたい。あと、グレモリー先輩達を見る目が変わりそうだ。子供向けらしいけど、教育に悪そうなんだけど。内容は普通だ。普通だけど、おっぱいドラゴンとスイッチ姫はまずいだろう。一番気になったのがテーマソングだな。作詞作曲振付に魔王様が2名堕天使総督が1名の合作だからな。ツッコミはやめておこう。やぶへびだろうし。

続いて『魔王戦隊サタンレンジャー』これは内容も普通に大丈夫だった。魔王様達が出演しているのを除けばだけど。ちなみに人気は微妙だそうだ。この時点でオレと会長は警戒というか覚悟を決めた。

セラフォルー様がこっちの方面に手を出していないはずがない。趣味と仕事を一緒にこなせるんだから。だから身構えたオレ達は悪くない。だが、次の映像は予想の斜め上だった。

『怪盗蛇龍』

コートにゴーグルとマフラー装備のオレが主人公であっちこっちの悪徳
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