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ハイスクールD×D 黒龍伝説

7話
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と同時に再び天井に戻る。ほとんど抵抗なく10秒程でゼノヴィアさんが意識を失い、転送され、って今の転送で場所がバレる!?

ワイヤーをある程度伸ばしながらブランコの要領で2階に飛び降りて逃走する。

『リアス・グレモリー様の騎士、リタイア』

わざと音を立てながら走り、おもちゃ屋にまで誘導する。展示されているおもちゃのスイッチを全て入れて、その中に改造して用意したエクソシスト達が使う銃とカメラを取り付けた戦車を3台紛れ込ませる。そのままスタッフルームから換気用のダクトに入り込んで隣の本屋のスタッフルームまで移動して展示物に紛れ込ませている戦車に取り付けたカメラを確認する。

一番近くにいるのは木場か。砲塔をちょい右、少し下に向けてっと。何も知らずに近づいてきた所を、くたばれ!!って、あの距離で急所を外しやがった!?まあいい、利き腕は潰した。時間をかければそれでダメージは増える。存在がばれた以上は隠密の意味はない。こいつは放棄して残りの2台。棚の隙間に放り込んだやつと、別のおもちゃの箱をかぶせたやつ。先に箱をかぶせたやつだな。ラッキー、目の前に兵藤の背中がある。ほいっ

『リアス・グレモリー様の兵士、リタイア』

これで危険な兵藤とゼノヴィアさんを仕留められたな。次はロスヴァイセ先生と姫島先輩だな。棚の隙間のやつの射角には誰もいないので再びワイヤーアンカーで天井に張り付き、スナイパーライフルを構える。ハートショットにだけは気をつけておもちゃ屋から出てくるのを待つ。出てきた所で1射ずつ聖魔剣を削って作った弾丸を叩き込む。障壁で防ごうとしたようだが、それが原因で弾丸が体内に食い込んだままになり、苦しみながらリタイアしていく。

『リアス・グレモリー様の女王、戦車、リタイア』

これで一先ずは落ち着けるな。無差別に爆撃されるとフラッグがやられる可能性があったからな。頭の固いグレモリー先輩だけなら、それをされる心配は低いからな。前の時のように壊しすぎるとリタイアだと思っているだろうからな。ここからは持久戦に持ち込みながら精神的に追い詰めるか。

スコルとハティを呼び出して犬笛を使って指示を出して散開する。まずはスコルに遠吠えを上げさせて存在を知らしめる。そして逆方向からハティを駆けさせて大きな物音を立てさせ、両方とも音を立てずに位置を変えさせる。そしてまた、時間を置いてから同じことを繰り返させる。

その間にオレは最後の仕掛けの様子を伺いに行く。う〜ん、もうちょい時間がかかるか?かき混ぜれば少しは進むかな。物干し竿でかき混ぜてからその場を後にしてグレモリー先輩達の様子を確認する。スコル達が襲い掛からないと気づいたのか、緊張が少し薄れているようだ。ダメダメだな。相手はスコル達だけではないんだから。とりあえず、アルジェントさんの所に誘
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