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ハイスクールD×D 黒龍伝説

4話
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のままラインで魔術師達を拘束して部屋に飛び込み、エクスカリバーで切り捨てる。

「無事か、ギャスパー」

「匙先輩?」

「そうだ、助けにきてやったぞ」

暴行を受けて出来た傷を、ギリギリ息がある魔術師達の生命力を使って治療する。ついでに魔力はこれからの戦闘用に全ていただいておく。

「それにしてもどうやって停止結界の邪眼をブースト影響下で止めたんだ?」

「あ、あの、匙先輩が言ってた、神器にプログラムを、仕込むって言うのを。ずっと試してて、たまたま上手く行ったんです。有効時間が1秒未満で、再発動までに1時間必要にしたんです。停めても、すぐに動ける様に」

「それでか。とりあえずここを離れるぞ。生徒会室に行けば魔王樣方も居られるから安全だ。っと、お迎えが来たみたいだな」

グレモリー家の魔法陣が現れて兵藤とグレモリー先輩が転移してくる。

「ギャスパー!!って、無事の様ね」

「とりあえず、対処は済みました。ギャスパーの怪我も治療を済ませましたのでこのまま生徒会室に戻ろうと思います」

「そうね、分かったわ。それからソーナから追加で指示が来てるわ。貴方は校舎裏から攻めてきている魔術師を迎撃する様にって。終わったらグラウンドの方に向かう様にも言われているわ」

「了解です。兵藤、しっかり後輩を守ってやれよ」

再び天閃と、それに追加で透明の力を引き出して駆ける。







「なんだ、この状況は?」

校舎裏の魔術師と転移に使っていた魔法陣を全て排除してグラウンドに向かうと、傷ついたアザゼルを見下ろすヴァーリと見たことのない褐色肌の女が宙に浮かんでいた。

「おい、一応確認するが、オレの、会長の敵でいいのか?」

宙に浮かぶ二人にエクスカリバーを向けて尋ねる。尋ねながらも敵と判断して行動を開始する。幸い褐色肌の女は力はあるようだが、それだけの存在のようだ。ヴァーリとは違って隙だらけだ。

「ほう、もう校舎裏を制圧したか。赤龍亭よりも期待出来そうな奴だな。それにエクスカリバーか」

「ふん、エクスカリバーを持とうが祝福も契約もないただの人間ごときに私が負けるはずは無いわ」

そう言って戦闘体勢を取るが、もう遅いよ。

「敵で確定か。なら、排除するだけだ。エクスカリバー!!」

エクスカリバーの聖なる力を引き出し、更に切り札である64倍強化の一つを使用してブーストをかける。ブーストした聖なる力を既に接続が終わっている30本の透明なラインを通して褐色肌の女に直接叩き込む。

「きゃああああああああああ!!!?」

聖なる力に焼かれて落ちてきた所を天閃の力で接近して、アロンダイトで四肢を切り落とし、心臓を貫いて首を刎ねる。それからエクスカリバーに視線を向けると
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